フィラメントが主役の電球。角度によってはガラスに映りこんで2重螺旋に見えたりも。

光るワイヤーアート

フィラメントってご存知ですか?

フィラメントとは電球の中の光るワイヤー部分の名称。いわば照明としての電球の主役であるパーツですが、そこに注目したことのある人は少ないでしょう。

極細の金属でできたフィラメントは消灯時には間近で見なければ確認できず、点灯時は眩しくて、まじまじと眺められるようなものではなかったからです。

そんなフィラメントを眺めて楽しむアートにしてしまったのが、こちらの『白熱アート電球』です。

7種類の個性的な形状のガラスグローブの中に、まるでワイヤーアートのようにフィラメントを巡らせています。

消灯時はほとんど存在感の無いフィラメント達ですが、スイッチを入れると一変! ジグザグに往復したり、ぐるぐる螺旋状に回った光の線が現れます。

フィラメントの光は明るさを控えめにしてあるので、じっくり光るワイヤーアートを楽しむことができます。白熱電球ならではの温かみのある光の造形は、なんだか懐かしくありつつも見たことの無い新しい電球の魅力を感じさせてくれます。

フィラメントはとても細いので、消灯時はガラスの形状が際立ちます。

フィラメントもガラスグローブも個性的

白熱アート電球は個性的な全7種類のラインナップをご用意しています。

左から、オーソドックス、ボール95、ボール125、エジソン、チューブ、カプセル、ボトル。

シンプルにフィラメントの光を楽しみたい方には「オーソドックス」や「ボール」がオススメ。

「オーソドックス」はよく見ると古い電球のように先っちょがちょこんと尖っています。

白熱オーソドックスと『アルミニウムブラケットライト』の組み合わせ。

「ボール」は直径125mmと95mmの大小2種類あり、同じボール型でもそれぞれフィラメントの形状が異なります。

「カプセル」と「ボトル」は例えば『廃材シェードランプ』のような傘付きの灯具がよく似合います。

傘のある灯具がよく似合う白熱ボトル(左)と白熱カプセル(右)。

「エジソン」と「チューブ」は『工業系レセップ』のような無機質な照明器具がオススメ。

工業系レセップとの組み合わせ。無機質な雰囲気もよく似合います。

単体でも存在感がある電球なので、『真鍮ソケットコード』や『ソケットランプ』のようなシンプルな照明器具でしたらどの電球もバッチリ似合うと思います。

好きなガラスグローブの形で選ぶも良し!フィラメントの形で選ぶも良し!気分によって付け替えるなんてのも楽しいかもしれません。

どこで使う?

「白熱アート電球」の明るさは40W程度。ちょっと暗めなので、メイン照明よりも補助照明や手元用の照明としての使用が向いてます。

昔ながらの電球と同じ仕組みゆえ、消費電力や寿命はLEDに劣りますが、例えば長時間にわたって使用し、かつ電球の取り替えが大変な天井照明などには『ビンテージLED電球』を使って、フロアスタンドやデスクライトには眩しすぎない白熱アート電球を使う。といったように、交換する手間やランニングコストを踏まえて使い分ければ経済的で環境にもやさしい。

W数が低いので、違う型の電球を並べて使ったり、複数灯を使ってシャンデリアのように使うアイデアもあります。

また、明るさをあまり必要としないベッドサイドやロフトのような空間に使ったり、あえて暗めの空間にして隠れ家風や倉庫風のインテリアにしてしまうという手も。トイレや玄関などの狭い空間にもオススメです。

電球と灯具の組み合わせや、インテリアと電球の組み合わせを考えるのも、この「白熱アート電球」の楽しみ方のひとつかもしれません。

レトロブラケットライトと白熱エジソンの組合せ。

担当:椎野
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