お客様よりtoolbox商品を多数利用していただいた素敵なマンションリフォーム事例をいただきました。フルリノベーションではないキッチンを中心としたリビングダイニングの部分リフォーム。
写真をいただいたお客様は横浜市に住むご夫婦と子供1人の3人家族。
育児などの生活の変化や既存の収納の不自由さ、購入時からインテリアが好みのテイストではなかったこともあり、あれこれ10年以上住んでいた自宅マンションの改装を前々から考えていたと。悩んだ末、お子さんが成長して落ち着いたこのタイミングで、将来的には物件の賃貸も想定した計画で工事に踏み切りました。
こちら改装前の写真ですが、キッチンの上部の天井、また大きな吊り戸棚がダイニング側を圧迫していることがわかります。テレビ台となっていたシステム収納も、扉が多く逆に収納しにくい状態となっていたよう。既存のフローリングについても色が濃い点やツルツルとした見た目がいやで長年変更したかったとのこと。
もともとハウスメーカーで設計の仕事をされていたというご主人。
なんと今回の改装についてはのプランニングから設計までご自身で行われたとのこと。手書きで書かれたスケッチを見て納得です。(下記実際に改装時に使用していたイメージスケッチの一部)
奥様の家事や使い勝手も細かに反映させ、最終的にはプラン通りの理想的な空間が実現しました!
以下工事後のお部屋のお写真となります。
キッチン圧迫していた下がり天井、また上部の吊り戸を撤去したことで見違えるほど開放感な空間に。吊り戸の変わりにカウンターにレトロペンダントライトを2台落としました。
既存のキッチンは解体し、オーダーキッチン天板を利用した造作キッチンを設置。
水栓は悩んだ末、ニッケルサテン水栓のキッチン用ベントネック混合栓を採用しました。ダイニング側はステンレス天板のカウンターと食器棚を兼ねたキャビネット収納になっています。
キッチン下は特に造作の引き出しなどは設けずオープンに。市販されているキッチンワゴンがピッタリと入るサイズになっています。またコンロ下を可動棚にしたことで鍋や調理器具が綺麗に収まっています。
オーダーキッチン天板に合わせたのはブーツ型レンジフード。キッチンパネルはあえて仕様せず、ASSYでも標準仕様のガルバリウム鋼板を採用。天板から壁面、レンジフードまで素材と色味が綺麗に統一されて一体感があります。
システム収納も解体し、こちらは大容量のクローゼットに。引き戸には白く塗装されたシナのオーダーフラッシュドアが使用されています。収納内部が広いこともあり、お子様が特に気に入って、隠れんぼスポットになってしまったとか。
床材はtoolboxのオリジナルのラスオークフローリング(直貼り)
既存のフローリングから貼り増して仕上げています。
スイッチやコンセントもこの気に一新したかったとのことで、それぞれアメリカンスイッチに変更。
今回いただいた事例は実は間取りが一切変わっていません。水周りなどの位置はそのままで、基本的には表装と設備の交換が主な工事内容です。
一度スケルトンにして1から間取りを組み立てるような大掛かりなリノベーション物件が数多くある現在ですが、今回のような部分リフォームの成功事例は、今後の家作りの選択肢としては非常に良いモデルケースになっていくのではと感じました。
この度はtoolboxの商品を多々使っていただき本当にありがとうございました。
今後とも末長く宜しくお願いいたします。
ツールボックス工事班|TBK
toolboxの設計施工チーム。
住宅のリフォーム・リノベーションを専門に、オフィスや賃貸案件も手がけています。
ご予算や目的に応じ、既存や素材をうまく活かしたご提案が特徴です。
オーダーメイドリフォームのご相談はこちら→TBKに相談する
リフォーム相談会定期的に開催中 詳細はこちら→コラムを読む
※毎週水曜日の13時から15時まで、東京・目白ショールームに施工チームがいます。工事に関するご相談も承っておりますので、この時間もご活用ください。