フリーカット集成材 タモ

タモ 集成材 加工費 価格表 用途による板厚の目安 ウレタン塗装について 角丸加工パターン図 面取り加工パターン図 丸穴加工 / 四角穴加工 / 円形カット 位置・寸法の指示方法

グレイッシュな色味とワイルドな木目が魅力的な「タモ」の集成材です。

「集成材（しゅうせいざい）」とは、厚さ20～30mmほどの挽板（ひきいた）または小さな角材を、その繊維の方向を揃えて、必要な幅・奥行き・厚さに集成接着した材料のことで、無垢材に最も近い木質材料と言われています。

割れや反りの発生も少なく、品質が均一なのが特長で、家具の材料などに多く用いられています。

サイズのオーダーができるので、使い勝手は様々。デスクやカウンターなどの天板として、また、棚板などにももってこいの材料です。

タモの集成材は、幅を100〜4000mm・奥行きを100〜1000mmの間からそれぞれ「1mm」単位でオーダーでき、厚さは25, 30, 36, 40mmの4種類から選べます。

製作可能なのは、正方形・長方形・正円形のみとなり、台形や楕円形など特殊な形状には対応できません。

また、幅・奥行きの大きさや用途による推奨の板厚をまとめた資料をご用意しています。厚さが薄ければ薄いほど反りやすかったりたわみやすいので、それらの影響を少なくするための目安の資料としてご覧いただけたらと思います。

幅・奥行き・厚さそれぞれのサイズによって価格が変わりますので、サイズごとの価格はタモ価格表の資料をご確認ください。オーダー画面でサイズを入力すると価格が自動計算されるので、そちらでもお見積もりが可能です。

木目に沿った方向が「幅」となりますので、幅と奥行きを指定する時には木目の方向にご注意ください。

長手方向（木目に沿った方向）を「幅」、短手方向を「奥行き」とするのが一般的です。また、幅が長くなればなるほど板はたわみやすく、奥行きが大きくなればなるほど板は反りやすくなります。

• 時折、誤って幅・奥行きをご指定いただくことがありますが、受注生産品のため、返品・交換は対応できかねます。

• 塗装後は板材の毛羽立ちが発生することがあります。適宜ヤスリがけなどをしてご利用ください。

• 製作寸法は、数ミリの誤差が生じる場合があります。

• 木目や色味には個体差があります。

• 集成材のブロックの大きさは材料のロットにより大きさが変動するため、個別にサイズのご指定をお受けすることはできません。

• 斜めカットなど特殊な形状となるカットサービスは承れません。

• 日曜・祝日を除く、9:00～17:30の間で路線便によるお届けとなります。お届け時間帯のご指定や事前連絡はできません。「路線便」に関する詳しい内容は、こちらの資料をご確認ください。

• 荷揚げや建物内への搬入作業は承れません。

• ご注文前に、搬入経路を必ずご確認ください。

• 仮置きの際は、反りの原因となりますので壁に立てかけず、必ず平置きしてください。

• 無料サンプルのご用意はありませんが、A5サイズほどのカットサンプルを1週間お貸し出しができます。ご返却時の送料はお客様にてご負担をお願いします。貸し出し中の場合は、サンプル発送までお時間をいただく場合があります。あらかじめご了承ください。

• 木材の特性上、カットの際に少なからず角が欠けたり、ささくれが生じる可能性があります。

• 使用状況や環境によって、反りや曲がりが発生する場合があります。板の厚さを、奥行きの「20分の1」以上にすることで、反りや曲がりを小さくすることができます。
  【 例 】 奥行き500mmの場合 ： 500 ÷ 20 = 厚さ「25mm」以上

• 集成材（積層材）は、ピースごとの収縮性の違いにより、表面に多少の凹凸が出る可能性があります。

• 製作上、細心の注意を払っていますが、上記のような点は木材の特性上起こり得ることですので、上記理由による返品交換はお受けできません。

ウレタン塗装や、角を丸くしたり、穴を開けたり、円形にカットするなどの様々な加工オプションをご用意しています。それぞれの追加費用は、加工費 価格表の資料をご確認ください。

用途に合わせて、お好みの塗装・加工を組み合わせてご注文が可能です。もちろん、無塗装・加工なしでのお届けも可能です。

• 塗装や加工を追加するとその分納期が長くなります。

塗装の質感を「ツヤ消し」と「微ツヤ」の2種類をご用意していますので、お好みの仕上がりを選べます。「ツヤ消し」は濡れ色がつく程度、「微ツヤ」はほんのりツヤ感のある仕上がりとなります。

塗装する面も、「片面塗装（裏捨て塗り）」と「両面塗装」の2種類から選べます。

■ 片面塗装
裏面に反り防止のための捨て塗り塗装を施しますので、実質両面に塗装されるのですが、仕上げの磨き処理などを施さないため両面塗装よりもお安いのが特長です。木端や木口も塗装されます。裏面が見えなくなる天板などの用途におすすめ。

■ 両面塗装
裏面もしっかりと仕上げの磨き処理を施しますので、設置後も裏面が見える棚板などにおすすめです。ただし、乾燥などで手間と時間がかかるため、片面塗装よりも割高となり、納期も長くかかります。

ウレタン塗装の特長や日々のお手入れ・メンテナンスについては、こちらの資料にまとめていますので、ご参考ください。

角丸加工とは、板の四つ角を丸くカットする加工のこと。設置する場所にあわせて、角を10mmR, 20mmR, 30mmR, 50mmRのサイズで加工が可能です。（角丸加工を追加しない場合は「ピン角」となります。）

角丸加工パターン図もご用意していますので、ぜひご注文時の参考にしてください。加工サイズの見本画像はページ上部のギャラリーにありますので、あわせてご確認ください。

面取り加工とは、板の「辺」となる角を丸くする加工のこと。設置する場所にあわせて、辺を1mmR, 2mmR, 3mmR, 6mmR, 10mmRのサイズで加工が可能です。（面取り加工を追加しない場合は「ピン角」となります。）

面取り加工パターン図もご用意していますので、ぜひご注文時の参考にしてください。加工サイズの見本画像はページ上部のギャラリーにありますので、あわせてご確認ください。

配線コードを通したりできる穴を開けることも可能です。穴の形状も、「丸穴」か「四角穴」の2種類から選べます。

各穴あけ加工のオーダー方法は下記の通りですので、ご注文前にそれぞれの寸法を出しておくことをおすすめします。オーダー方法をまとめたPDFの資料もご用意しています。

直径最小φ3mmから、最大φ900mmまでの丸穴を開けることができます。

■ 位置
イラストの「Aの始点★（板を正面から見た時の左上の角）」から、穴の中心の位置 X / Y の寸法で指定してください。

• 穴が右寄りの場合でも、必ずAの始点（左上の角）から寸法を出してください。

■ サイズ
直径 L の寸法で指定してください。

• 端から開口端までの最小寸法目安：30mm
• 板の厚さが30mm以上ある場合の最小直径はφ30mmとなります。（φ30mm未満の穴あけはできません。）
• 板の厚さが40mm以上のものへは穴あけ加工が難しい場合があります。

最小30×30mmから、穴の長辺が最大900mmまでの四角穴を開けることができます。穴の内側の角はピン角にはならず、若干丸くなります。（R7程度）

■ 位置・サイズ
イラストの「Aの始点★（板を正面から見た時の左上の角）」からの、X1・X2 / Y1・Y2 を2点ずつ指定してください。

• 穴が右寄りの場合でも、必ずAの始点（左上の角）から寸法を出してください。
• 端から開口端までの最小寸法目安：30mm

直径最小φ50mmから、最大φ1000mmまでの円形カットが可能です。

■ サイズ
直径 L の寸法で指定してください。

• 原板となる板のサイズは、幅・奥行きともに「直径」の寸法でご注文ください。
  例：φ600mmの円形カットを希望の場合
  　　幅600mm・奥行き600mmでサイズオーダーし、円形カット（φ301〜600mm）のオプションを追加