つるんと変わらないという魅力
キッチンや洗面台などの水廻りで白いタイルを使いたくなる理由。
水や汚れを日々へたれることなく弾き続ける硬派でひんやりした質感。他の素材にはない圧倒的な清潔感。やはり、そこに尽きるのではないかと思うのです。
白は定番が故にかなりの種類がありますが、toolboxのオススメは、どこか涼しげでクールな雰囲気を演出してくれる “フロスト = 霜” タイル。国産品で、「色味・サイズ・価格」の3拍子のバランスの取れている人気の一品です。
どの雰囲気がお好き?
目地の組み合わせによって、かなり雰囲気が変わります。
トップの写真のようにニ丁掛に色の濃い目地を入れれば、パキッとした緊張感が生まれ、ニューヨークの街にあるガラスケースに惣菜が並ぶデリのような雰囲気に。
ステンレスはもちろん、木とも相性は良し。
下の写真は、目地なしで貼ったもの。鋼管などのメタル素材と合わせると、男心をくすぐる実験室のような雰囲気にも。どの素材とも組み合わせやすい使いやすさが魅力です。
艶ありとマットがありますが、真っ白ではないので、 かえって他の素材との馴染みが良いのです。
サイズ、目地と貼り方を選びましょう
ニ丁掛は、小口平の水平方向に約2枚分のサイズ。定番の小口平サイズに比べると、かなり横長ですので、広い空間だと水平面を強調した伸びやかな印象がつくれます。逆に、1mを切るような短い幅の柱や狭いコーナーでは、割り付けもしにくく、バランスが取りづらいので小口平の方がオススメです。ニ丁掛と小口平を組み合わせることもできます。
水周りですと、タイルの目地の汚れを気にされる方も多いと思いますが、二丁掛なら、サイズも大きめなのでモザイクタイルなどに比べると目地も少なくなります。一応そのあたりを参考にしつつ、やはり最後はお好みで。
目地には、縦のラインを揃えて貼る「芋目地」と、半分ずらして貼る「馬目地」があります。
また、何色の目地を選ぶかによって、見た目の印象が大きく変わってくるので、汚れやメンテナンス性などを踏まえてお決めください。