無垢フローリングを諦めない
コストカットのため泣く泣く減額対象になることの多い床材。妥協できない質感を求めつつも、減額をしなければならない現実……。
そんな時、最後に行き着く心強い味方が今回ご紹介させていただくフローリングです。
「塗装品なの?」と、驚くほどの価格設定。なのに貼りあがりの表情は豊かで面白い。そしてウレタン塗装なのにイヤなツヤはなし!
我々もお世話になっている、 まさに救世主的な存在なのです。
安さの秘訣は
1つめは、「ユニタイプ」であること。
ユニとは、Unitedの略で、無垢材を縦方向にジョイントしたもののこと。短く繋ぐことで長い1枚の板材を使用するよりコストを落とすことができます。
2つめは、グレードを統一していないこと。
木材にはAから始まるグレードがあり、各々木肌や節、割れといった程度により分類されています。通常はグレードを揃えて繋ぎ合わせることの多いユニタイプですが、こちらのフローリングはその選別手間を省くためいろんなグレードが混じり合っています。
上記の条件は一般的には嫌われることが多いのですが、我々の目から見ると逆にそのツギハギ感やグレードの違いによる表情が面白く映るのです。
賃貸オーナー様必見
こちらのフローリングは、とくにコストをかけられない賃貸物件の現状復帰におすすめ。不動産屋さんや工務店さん任せで床材をこれまでご自身で選択されてこなかったオーナーさん。無垢のフローリングにしてみたいけど、どれを使ったら良いかよくわからない、なんてオーナーさんもいらっしゃるかと思います。
そんな時はぜひこちらのフローリングをご検討ください。
無垢の割に安く、ウレタン塗装品なのでメンテもあまり気にならない、しかも見た目の質感は良し、ということで我々も賃貸リノベーションでは重宝しているフローリングです。床が変わるだけで空間の印象は大きく変わります。
コストと質感のギャップを埋める頼もしい味方。お困りの際には頼りにしてみてください。