人の集うサイン
ネオンっていいですよね。
ネオンというと、華やかで艶やかな歓楽街、巨大企業看板といったちょっと前時代的なイメージが強いかもしれませんが、最近では店舗はもちろん、オフィスや公共空間にネオンサインを使用する例が増えています。やはりこの光にはどこか人を誘い、人を集わす力があるのでしょう。特にファッション界での80年代やアメリカンなテイストの復興も相まって、一周まわって新鮮な存在として見直されています。
そんなネオンサインをもっと気軽に取り入れていただくべく、ネオンの製作サービス開始します。
手づくりの商業品
商業用途に製造される看板灯でありながら、ネオン灯の製作過程は、その全てが熟練工により手作業で行われています。
文字起こしからレイアウト、ガラス管の加工や電極金具の取付、ネオンガスの注入から放電発色チェック、現地での電気工事に至るまで、デジタルに頼ることなく全て人の手で行われます。
なかでも1本のネオン管を文字や造形にする曲げ加工は繊細なガラス細工そのもの。ガラス管をバーナーで炙り、ゴムホースを通して息を吹き込みながら曲げていくその様は、アートパフォーマンスを観ているかのような美しさがあります。
ネオンサインは元々企業広告として発展してきました。そのため、企業のオリジナリティを表現すべく、ひとつひとつがしっかりとデザインされている点と、全てが手づくり品である点に、他の工業製品とは違った人間的魅力が醸し出されているのだと感じます。
自分の色を
そもそもネオンとは、ネオンガスやアルゴンガスを注入したガラス管に放電をすることで発光する放電灯の一種。白熱球やLEDと異なり、ガスは放電するとガス自身の色を発します。
このガスの色に、ガラス管の色を掛け合わせることで多様な色味を展開することが可能となります。無限に、とまではいきませんが、カラーチャートを参考にしながら、自分にあった色をチョイスすることが可能です。
自分の色と、自分の文字で、サインとしてのオリジナリティがグッと高まります。
どうやって使う?
屋外使用の印象があるネオンですが、室内での使用ももちろん可能です。壁に直接取付けるも良し、アクリルや鉄板などプレートを1枚挟んでからの使用も文字が浮き立ちます。これまで切り文字やカッティングシートで済ませていたショップ名や会社名を、発光するサインに変えてみてはどうでしょう。
文字サインだけでなく、矢印やラインといった空間のアクセントとしての使用もおすすめです。真っ白な壁やコンクリートの壁に、発光するラインが浮いているだけでもかっこ良さそう。発光するネオン管が天井からぶらさがっているだけでも様になりそうです。
電気工事による壁への取付が一般的ですが、コンセント式の持ち運びが可能な看板にすることも可能です。板金や木でボックスを作り、その中にサインを忍ばせる。壁掛け式にする、など。イベント出店やレイアウト変更の多いショップさんなんかにうってつけです。
気になる電気代や文字の制約などについては「仕様」でご確認ください。
オリジナルで手仕事の電光サインを、会社や店舗の顔にしてはいかがでしょうか?
開発パートナー:島田ネオン
(開発担当:ヒトスギ)