食事のときはシェフズテーブルの如く料理の過程も共有できる空間に。日常ではちょっとした包丁しごとをダイニングテーブルでやったり、本を読みながらお湯を沸かしたり、テーブルとキッチンを行ったり来たりしながら過ごせる場所です。
足元は素材のコントラストを楽しみたいから、 あえて木のフローリングは使わず「土間タイル」をセットしました。料理中、水や油がはねても気軽に拭き取ることができる素材です。
粒感のあるフォルムに目地はブラックで、近くで見るとメリハリがあるアイコニックな存在。でも、少し離れてキッチン空間として見たときは面として感じられ、道具や食材を引き立たせる背景になります。
鉄パイプに亜鉛メッキ仕上げのタフなつくりのバーは、フライパンも掛けられるように少し高めの位置に設定しています。
陶器製の小ぶりなラックは、お気に入りのスパイスや小さな道具を。そのサイドに、手元灯をオンオフするスイッチとミキサーなどに使えるコンセントを2口。シンク横にはストッパーのついたタオルハンガーを設置しています。