ミニマルなキッチンの可能性
部屋の一角にステンレスの天板が浮いているだけというキッチン空間です。いわゆるシンプル、ミニマルといった方向のものですが白くありません。
求めたのは十分に機能するミニマル。毎日作るわけじゃないけれど、料理は好き。そんなひとくせある好みを、シンプルなキッチン天板 1枚で実現しました。
求めたのは十分に機能するミニマル。毎日作るわけじゃないけれど、料理は好き。そんなひとくせある好みを、シンプルなキッチン天板 1枚で実現しました。
不完全な天板を繊細にチューニング
スクエア型のシンクは魚も捌ける大きめなサイズ。内側に水切りカゴを渡して、洗い物をすっきりと収められるようにしました。もう片方には気兼ねなく鍋を振れる高出力なコンロが収まります。
表面の仕上げは鈍い光沢が落ち着いた雰囲気のバイブレーション仕上げ、天板の厚みは僅か22mm。ブラケットで壁付けしているだけなので、薄さが際立ちます。
表面の仕上げは鈍い光沢が落ち着いた雰囲気のバイブレーション仕上げ、天板の厚みは僅か22mm。ブラケットで壁付けしているだけなので、薄さが際立ちます。
キッチンには新しい色と質感
黒い光沢のあるタイルに、マットなチタン色のキッチンパネルはビンテージカーのようなオーセンティックな色の組み合わせに。古くからある色合いですが、キッチン空間には新鮮に感じます。
鏡面が映えるクロームの壁付け水栓はデンマークVOLA社のもの。オブジェのような存在は家具で有名なアルネ・ヤコブセンのデザイン。操作性がよい上、リビングなどのインテリアに馴染むのも納得です。
鏡面が映えるクロームの壁付け水栓はデンマークVOLA社のもの。オブジェのような存在は家具で有名なアルネ・ヤコブセンのデザイン。操作性がよい上、リビングなどのインテリアに馴染むのも納得です。
金属メッシュのラックは調理機器を収める場所として
鉄素材だと重い印象になりがちな収納ラックは、鉄は鉄でもメッシュ素材と細い丸棒を組み合わせて軽やかに、オリジナルで作りました。
お気に入りの器を並べるのはもちろん。壁にコンセントを設置しているため小型のキッチン機器を格納するスペースとしても活用できます。
お気に入りの器を並べるのはもちろん。壁にコンセントを設置しているため小型のキッチン機器を格納するスペースとしても活用できます。
足元に床が広がるフローティングキッチン
天板設置の下地になるふかし壁。僅かな奥行きはスパイスやキッチンツールラックにもなります。料理中取りやすいように天板の奥行きは580mmと浅めに設定しました。
杉のフローリングが壁まで続く印象は、リビングの一角に軽やかに馴染みます。そのままスツールを持ってきてカウンター席のように使うことも。作りながら、食べながら、飲みながら。キッチンと思うままに付き合ってみては。
杉のフローリングが壁まで続く印象は、リビングの一角に軽やかに馴染みます。そのままスツールを持ってきてカウンター席のように使うことも。作りながら、食べながら、飲みながら。キッチンと思うままに付き合ってみては。
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