布框戸(ぬのかまちど) 布張りありタイプ

図面・採寸方法 布張りガイド（写真付き）

襖のようなシンプルさと、障子のような透過性をあわせ持った布張りの引き戸です。

こちらは、白い布を張った状態でお届けしますので、届いてからすぐに既存の襖や障子と入れ替えて使えます。

建具枠は付属していませんので、既存枠がない場合は、建具枠は現場でご用意ください。

1. 建具幅(W)を測ります。建具を設置する枠から枠の内側の幅です。
   ※建具の引き方（引き違い・引き込み・引き分け）や、開口部に対する建具の枚数によって、
   建具幅の計算方法が異なりますので、必ず「図面・採寸方法」の資料を参考に寸法を決めましょう。
2. 枠内の高さ(H)を測ります。建具を設置する鴨居(上枠)から敷居(下枠)の内側の高さです。
3. 鴨居と敷居の「溝寸法」を測ります。
   ※ よくある寸法は、鴨居の溝の幅(A) 21mm、溝と溝の間(B) 9〜15mm、溝深さ(C) 15mm、
   敷居の溝深さ(D) 5mmです。

• 既存の枠に設置する場合、枠がゆがんでいる可能性があるので、幅と高さは両端と中央の3箇所をそれぞれ測ってください。
• 既存の建具がある場合は、その寸法と合わせると採寸が簡単になります。
• 採寸したサイズに不安がある場合は、開口サイズ・建具サイズ・枚数などを添えて「この商品について問い合わせる」からご相談ください。

建具の幅を最大1000mmまで、枠内の高さを最大2200mmまで、それぞれ「1mm」単位でオーダーできます。

価格は高さによって変わります。

建具本体と一緒に、布固定用のゴム紐、ゴム固定用のローラー、お試し用の布を同梱していますので、お好みの布を張る前に、まずはお試し用の布で張り方のコツをつかんでから本番の布を張ることをおすすめします。

布の張り方については、toolboxの「how to make」記事でも詳しく説明していますので、そちらをご覧ください。

・布框戸（ぬのかまちど）に布を張ってみた！

布は、張り替えることが前提となっていますので、ゴム紐を抜き取れば布が外れる状態となっています。衝撃を与えると布が緩む場合がありますが、付属のローラーで溝にゴムを押し込むことで、布をピンと張った状態に戻すことができます。

布をご自分で用意する場合は、布の厚さにご注意ください。薄すぎたり厚すぎると張りにくい場合があります。建具に同梱しているお試し用の布の厚さを参考にしながら、布を選ぶと良いでしょう。

無垢材の引き戸なので、設置される環境によっては引き戸自体が反る可能性があります。特に直射日光が強く当たるところには設置しないでください。反った場合、引き戸同士が擦れたり、戸が外れやすくなったりします。

また、設置する場所の枠がゆがんでいる場合、戸の動きが悪かったり、戸を閉めた際に隙間が空く可能性があります。

古い建物の場合は、枠が極端にゆがんでいる場合があります。既存の襖の動きが悪い場合は、布框戸に入れ替えても状況が変わらない可能性があるので、お問い合わせの際に状況をお知らせください。

• ご注文いただくタイミングによっては、製造ロットによる色差が出ることがあります。商品をお受け取りになりましたら、施工前に商品をご確認ください。

• 木目や色味には個体差があります。

• 日曜・祝日を除く、9:00～17:30の間で路線便によるお届けとなります。お届け時間帯のご指定や事前連絡はできません。「路線便」に関する詳しい内容は、こちらの資料をご確認ください。

• 日時指定をご希望の場合は、チャーター便のお見積もりをいたしますので、下部の「この商品について問い合わせる」からお問い合わせください。

• ご注文前に、搬入経路を必ずご確認ください。

• 4tトラックが進入できない狭小道路や、路肩へ停車できない場合、トラックが停車可能な場所での車上渡しになります。また、営業所止めになる場合もあります。

• 枠と枠の内側の幅や高さが測る箇所によって5mm以上異なる場合、枠がゆがんでいる可能性があります。多少は戸の「あそび」の部分でゆがみによる不具合を解消することができますが、場合によってはサイズの調整が必要なのでお問い合わせください。

• 手掛けのない無塗装でのお届けとなりますので、経年で手垢がついたり汚れが付着しやすい状態です。汚れ防止のためオイルなどで塗装してから使うことをおすすめします。

• 本品は、室内用です。屋外での使用はおすすめできません。