家の中のシーンのつながり。切り取られることで印象強さを増す風景。
新築と違って窓回りを動かせないリノベーションでも、室内壁の開口部のつくり方や、建具、ガラスの使い方を工夫することで、空間の広がりや奥行きを感じられたり、効果的に光を取り込む空間を作り出すことができます。
ニュースレターでも配信している、間取りを考える際の視点の持ち方のヒントになる事例をご紹介します。
case1
枕元には絵画の代わりに窓越しの朝日を取り込む
爽やかな光を、壁に飾るように切り取る開口部。マンション共用廊下に面した窓からの光を、玄関側に設けた土間スペースをはさみ、効果的に取り込んでいるのです。
共用部とワンクッションを置きつつ空間の奥行きを感じさせる効果も。夜は土間の照明をつけると間接照明のようにもなりそうです。
case2
団地の中にガラス木建具で懐かしい縁側スペースをつくりだす
格子の細い障子と木製ガラス引き戸で、リビングの一角に縁側のようなスペースを作り出した事例。
透明ガラス越しに視界は繋がっていながらも、建具で窓辺を切り取ることで、そこだけ違う空気が流れているような、ちょっと特別感のある一角になります。
case3
スチールサッシでアートのように躯体壁の風景を切り取る
躯体むき出しの空間と白く塗られた空間。部屋ごとにインテリアのメリハリをつけたリノベ事例。
2つの部屋の間には、大きなスチールの室内窓を取り付けた。窓越しに見える隣の部屋の無骨な躯体壁や天井が、手前の白い壁との対比でアート作品のように見えますね。
このテーマに関する商品たち
家づくりに役立つ情報をお届け!
新商品の情報や最新記事のお知らせ、空間づくりのアイデアやイベント情報など、家づくりに役立つ情報をニュースレターでお届けしています。自分らしい家づくりのヒントが見つかるかも。