玄関は家の顔と言われますが、雰囲気や置いている物で、その家の「らしさ」が垣間見れる場所ではないでしょうか。
靴を脱ぎ履きする、靴を収納する「だけ」の場所じゃもったいない。
趣味のスペースも兼ねたり、半屋外的な使い方をしたり、住み手の個性が感じられる、玄関まわり。ニュースレターでも配信しているアイデアたちをご紹介します。
case1
大好きな大谷石の自転車スペース。雨の日は、モニターつないで室内トレーニング
玄関の一角に趣味の自転車を飾り、トレーニングもできるスペースを設けた事例。
フォームチェックの姿見に、お気に入りの自転車を当てるピンスポット。モニターを繋げば、オンライン上の世界中の自転車仲間と一緒に走ることが出来る。
玄関から続く大谷石は、絶対に使いたかった素材なのだとか。好きなテイストに囲まれて、気持ちよくトレーニングに没頭できそうです。
case2
明るいL字型の回廊をタイルと小物で演出。ギャラリーのような空間でゆったり靴選び
ファッション好きで、雑貨好きな二人暮らし。
アプローチを長く広めに取った玄関は、室内窓でリビングからの明かりを取り込み、好きな小物やアート、家具がギャラリーのようにゆったり配置されています。お出掛け前も、ここに腰かけゆっくり靴選びができそう。
印象的な黒っぽいタイルの玄関から室内へグレーのタイルが続く間に、木の框でワンクッションおかれているのもいいですね。
case3
広い土間スペースで趣味を楽しむ空間に
趣味に使える場所として可能性が広がる、広い土間のある戸建て物件。
キャンプ好きなら、たくさんある道具たちを収納する場所としても使いながら、チェアなどは普段から広げて、第2のリビングとして活用することもできてしまいそう。
他にも、自転車をカスタマイズしたり、DIYで木を切ったり。半屋外的な場所として、床の汚れが気になる趣味も思う存分楽しめそうです。
case4
前庭感覚のベンチのある土間空間。マンション共用廊下との緩衝帯にも
玄関ドアの左右に広がる土間スペース。街
灯に照らされた雰囲気のある前庭のようなこの場所は、植物をたくさん置いて楽しむ予定なのだとか。玄関ドアのすぐ先にある造り付けベンチは、靴の脱ぎ履きだけでなく、猫を飼い始めたら一緒にくつろぐ場所になりそうですね。
個室側に室内窓を取り付けて光を取り込む工夫をしながら、このスペースが、マンションの共用廊下を通る他人から個室のプライバシーを確保する緩衝帯の役割にもなっています。