部屋の雰囲気づくりを左右する、フローリングや、建具、壁材といった面積の大きなパーツたち。
無塗装品と呼ばれる、仕上げを施さずに販売している木製の素材は、求める色味、雰囲気を現場ごとに調整できるアイテムです。
オイルやワックスで着色し、求める色味や質感を楽む方や、もともとの白木の表情に魅力を感じて、汚れることも受け入れ、そのまま使っている方も。
無塗装品の自由度の高さを活かして、こだわりを持ってオリジナルな雰囲気をつくりあげていく。ニュースレターでも配信しているアイデアたちをご紹介します。
case1
白木の雰囲気重視で無塗装のまま、変化を楽しむ暮らし
“昔の学校のような雰囲気にしたい”と、床に「スクールパーケット」を選んだ事例。
吹き抜けを通じて光が反射する白い世界をつくっていく中で、床も白木のままの表情の方が好みだということで、無塗装のまま使用。自然の経年変化を楽しんでいます。
case2
パーケットの組木の柄を浮きだたせるため、5回に渡るオイル拭き取り塗り
独特な大柄の寄せ木細工を際立たせるため、DIYで理想の深い色合いをつくり出した事例。
ただ重ね塗りをするのでは、木目の柄がつぶれてしまいます。そこで、濃い茶色のオイルをサンプルに塗って拭きとって乾かすを繰り返し、求めるの色味に辿り着いたのは5回塗りの状態だったそう。
光が当たって浮かび上がる柄の表情が美しいですね。
case3
樹種違いや個体差のある木材も、ワトコオイルの2色調合で調整。統一感ある仕上がりに
レトロな雰囲気の赤ラワンの色をイメージして、天井と棚のラワン合板、ガラス框戸を同色のオイル着色で仕上げた事例。
ラワンそのものも白っぽかったり、赤茶だったりと個体差が大きいので、ワトコオイルのミディアムウォルナットとチェリーを1対1で混ぜて統一感を出しています。
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