新しくできたカタログは、表紙は鮮やかグリーンに「サボテン」が目印。なんでサボテン!?と思うかもしれませんが、これは、toolboxスタッフが住みたいと思う「妄想の家」を描いてもらったものなんです。

サボテンの家のなかで楽しそうに生活する人たち。

なぜ、このようなイラストにしたのか、理由を少しだけお話させていただければと思います。

表紙に込めたのは、自由に妄想を広げる楽しさ

きっかけは「かぼちゃひこうせんぷっくらこ」(作:L・ヘルシング/絵:S・オットー/訳:奥田継夫/発行:アリス館)という絵本。この絵本に出てくるような家に住みたいというスタッフの言葉からでした。

この絵本、ご存知でしょうか?

2匹のクマが不思議な種を見つけ家の前に植えたところ、瞬く間に家より大きくカボチャが育ち、家がおしつぶされてしまったので、そのカボチャに住み始めるというお話。

この説明だと、家がつぶれてかわいそうな話に感じてしまうかもしれませんが、主人公である2匹のクマは、カボチャをくり抜いて、その中に家具を持ち込み、キッチンも窓もつけて、素敵な家を完成させます。

状況をむしろ楽しんで、かぼちゃを自分たちでアレンジして、家にしてしまうんです。

もちろん、絵本ではあるんですけど、家って自由でいいんだと、夢が膨らむお話ですよね。

その考えから、最終的に生まれたのが表紙の「サボテンの家」。サボテンを使って、その中に自分たちが欲しいと思う要素を加えていったら、どんな家ができるか妄想してみました。

ボコボコ分裂してる、サボテンならではの形を部屋にみたてて、様々なスペースを用意。

飛び込み台までついたプールに、水栓をひねればビールが出てくるバー。
ハンモックが揺れる寝室に、サボテンの花が気分を上げるテレワークスペース。

階段や棚には、トゲを有効活用しています。

他にもたくさんの妄想を描いてもらったので、表紙から、スタッフの妄想を楽しんでいただけたら嬉しいです。

カタログのテーマは「家づくりは妄想から」

そんな私達の妄想が表紙を飾るカタログですが、テーマに掲げているのも「家づくりは妄想から」。

家づくりって、建てるための土地を探したり、設計依頼先を探したり、施工会社を選んだり、具体的な材料を検討しながら進めていくと思いますが、一番はじめに行うことは誰でも「どんな暮らしをしたいか妄想すること」だと思うんです。

私たちがサボテンの家に妄想を膨らませて絵にしてもらったように、実際の家づくりも、わくわくする妄想を膨ませ、自分が本当に住みたい家の姿を描くことで、住む人にとってかけがえのない家が完成するのではないかなと思います。

中身は豊富な商品ラインアップと事例紹介

カタログの中では、妄想を膨らませながら実際の家づくりを進めた4つの事例も紹介しています。

ほぼスケルトンのような状態から、少しずつ手を加えながら住んでいる家族。

グリーンに囲まれ、日差しが気持ちの良い温室のような家に住む人。

非日常を日常的に感じられるように、リビングを洞窟のような雰囲気にした夫婦。

壁や天井、床の仕上げにどんな素材をどう配分して空間をデザインするかにこだわった夫婦。

4つの事例を見ていると、自分と向き合って、素直につくられた家には、自然とその人らしさが現れるんだなと感じます。

また、商品カタログページには全183シリーズ、約1000点の商品を掲載。去年のカタログから、13シリーズが新商品として加わっています。

WEBサイト上でも商品をご確認いただくことはできますが、紙のカタログは商品の比較検討がしやすく、家族や設計・施工会社さんとの打ち合わせなどに役立つと思います。

状況に応じて、WEBとカタログを使い分け、toolboxの存在が、楽しく家づくりを進める手助けになれば嬉しく思います。

(梅川)

カタログ請求はこちらから

※東京・目白にあるショールーム(予約制)でも無料配布しております

表紙のイラスト:Kazuya Mougi
4つの事例撮影:Masanori Kaneshita
カタログデザイン:Daisuke Kano

【 カタログ完成記念 トートバッグプレゼント 】

カタログ完成を記念して、ショールームで商品を購入くださった方、先着100名様にオリジナルトートバッグをプレゼント。

クリエイターであり、イラストやデザイナーとしての活動も行う、舞木和哉さんが描いたカタログの表紙、「サボテンの家」をプリントしています。

こちらのキャンペーンは終了しました。

■キャンペーン概要

期間:2020年10月9日(金)〜
(トートバッグがなくなり次第終了)
場所:toolboxショールーム
住所:東京都新宿区下落合3-14-16
条件:ショールームで販売中の書籍『マイホーム』やお土産商品の購入
または、ショールームでWEB注文の完了を確認できた方