空間づくりのアイデアをお届けしていきます。
もうすぐ4月、新年度のスタート。在宅ワークを始めたり、新たな勉強に取り組んだり、子どもが進学したり。
家の中のどこにデスクコーナーを取り入れるかは、家族の構成や年齢、仕事のスタイル、タイミングによって変わってくるのではないでしょうか。
勉強部屋、書斎といった専用の個室ではなく、リビング、キッチン、廊下、収納スペースなどにデスクコーナーを設けて、そこでの過ごし方も空間の使い方も広げた事例など。ニュースレターでも配信しているアイデアたちをご紹介します。
case1
仕事をしながら料理、時には作業台にも。キッチンのモルタル天板を延長して
キッチンのモルタル天板から引き出し一段分下げた高さに続くモルタルのデスク。
仕事をしながら料理をしたり、子供の宿題を横でチェックしたりと、何かと使い勝手のよさそうな居場所。
キッチンとは高さの違う作業台として、粉モノを練ったりも出来そうです。
case2
家族が不在の昼間はリビング丸ごとホームオフィス
リビングの壁一面に設けたカウンターデスクは、板を浮かせたようなデザインで軽やかな印象。
壁面には棚を2段設けて、パソコン、レコードプレーヤー、本と夫婦の趣味や仕事のアイテムが並ぶディスプレイコーナーも兼用。
家族が出かけた昼間は、リビング全体が在宅でお仕事する奥様のホームオフィスに。
case3
広い通路を家族で使える図書館に。窓際に長いカウンターデスク
それぞれの個室をつくるのではなく、フロアの真ん中に家族みんなで眠るベッドルームを設けた家。
その周囲の通路を広めに作り、壁一面の棚と通路兼用だからこその長さを活かしたカウンターを設けて、図書館のようなスペースに。お父さんが仕事をする横で、子供はお絵描きをしたり、家族の成長に寄り添いながら使える場所に。
case4
団欒の場と離れたクローゼットにこもって集中。カーテンに隠されたワークスペース
くつろぎの場と集中して仕事をする場は分けたいと、サニタリーへ続く通路を兼ねたクローゼットにデスクコーナーを設けたこちらの事例。
使う時だけカーテンを開けて、こもって集中。オンとオフの切り分けが明確にできそうです。朝の着替えをしながらメールチェックして一日の予定を確認。
そんな使い方をしたくなります。