「理想の答えが見えてくる」ショールーム

以前は東京 原宿にあったショールームを目白に移転させ、リニューアルオープンしました。

コンセプトは「理想の答えが見えてくる」。

家づくりの始まりは「こうしたい」「あんな暮らしがしたい」と、妄想をどんどんふくらませて自分の中の理想をつくることだと思っています。

以前はそのためのツールとしてカタログを用意しました。今回は、その理想を現実にするためのツールとしてショールームを用意しました。

理想を現実にするために必要だと考えたのは「素材」と「アイデア」。展示商品は1,000点を用意しましたが、ただ数を多くしただけではありません。

リアルな場所だからこその、予期せぬ出会いや閃きを生み出せる場所になれば良いなと考えました。

もともとは違う商品を見に行ったはずなのに、その商品の隣に展示してあった商品に惹かれてしまったり。

知ってた商品も自分の思いつかなかった使われ方を見たら、意外といいかもと思ってしまったり。

展示には「なんか気になる」そんな違和感をあえて作り、思わず手に取ってしまうような仕掛けを施しています。

また、気になった素材と素材のコーディネートをつくれるデスクも用意。持ってきた図面や資料を見ながら、素材サンプルや商品の記載した「シオリ」を活用して、家のイメージをどんどん具現化していってください。

「素材の豊富な選択肢」と「自由なアイデア」に触れて、自分だけの答えが見つかるはずです。

ショールームでは、その場でお持ち帰りいただける商品の販売は行いません。

それは、できる限り展示商品を増やし、家づくりを盛り上げることにスペースを使うため。

家づくり中の人にとって一番大事な、自分の家をどんな風に仕上げたいか、そのために必要な商材を見つけるまでの部分を全力でサポートするためです。

もちろん、気に入った商品のお見積もりをお出しすることは可能ですので、お声がけください。

ショールームでは、リアルな場でしか感じられない体験を重視し、ご自宅に帰られた後にじっくり検討し、WEBサイトで最終的に商品をお買い求めいただければと思います。

「理想の答えが見えてくる」場所として出来上がったショールーム。ここまでたどり着くのには、実に濃密な数ヶ月がありました。

物件が決まる前から、何度もショールームを作る意味や、どんなショールームを作るべきかの話し合いを重ねてきました。

何人ものスタッフで話しをしましたが、みんなに一貫してたのが「楽しい場所にしよう。」という気持ち。それはお客さんにとってはもちろん、私たち自身にとっても。

実際、スタッフの本がそのまま置いてあり、自由に読むことができるライブラリーでは、誰よりも私が本を読むのに使ってる気がしますし、塗料の試し塗りや調色ができるミキシングバーはペインターでもあるスタッフがこだわってつくった場所。そんな風に、他のスペースもスタッフの思いがそのまま形になって出来上がっています。

原宿の時以上にできることが増え、商品をただ見に来る場所ではなくなったショールーム。

自信を持って楽しいと言える場所になったと思います。

家づくり真っ最中に商品を見に来るのはもちろん。家づくり始める前に雰囲気を掴みにくるのでも。休日の暇つぶしにふらっとでも。

ぜひ、遊びに来てください。