カタログを手にとって、まず目にとまる表紙。

この表紙に描かれているのは、実は私達の「妄想の家」なんです。

今回カタログをつくるにあたって、スタッフ全員で「自分たちが住みたい家ってなんだろう?」という話をしました。

そうしたら出てくる夢の数々。
「家の中で釣りがしたい!」
「焚き火したいよね」
「枝豆庭で育てたいな」

それぞれ自分が好きなことと、家に求めてることが直結していて、面白いなと思いました。

表紙の絵から、スタッフの妄想を楽しんでいただけたら嬉しいです。

かくいう私の理想の家は、一人きりになれるお籠りスペースのある家。

子供の頃は押入れの中のスペースがお気に入りでした。

妄想を形にしてくれたのは、クリエイターであり、イラストやデザイナーとしての活動も行う舞木和哉(もうぎ かずや)さん。

舞木さんにはカタログに乗り切らないほどの、スタッフの夢をたくさん描いていただきました。

「近所の人も入れるお風呂がある家」「東京タワーに住みたい!」「筋トレできる家」「会社まで滑り台で行ける家」……。

妄想はどこまでも自由です。

そんな私達の妄想で包まれたカタログですが、テーマに掲げたのも「家づくりは妄想から」というもの。

家づくりって、物件を探したり、施工業者さんを選んだり、具体的な材料選びをしながら進めていくと思いますが、まず初めの一歩は、一緒に住まれる家族との会話や、自分の脳内での「こんな家に住みたいな」だと思います。

その時のワクワクした気持ちを大事にしながら、その家でしたい暮らしまで妄想を膨らませて家づくりを進めていけたら、住む人にとってかけがえのない家が完成するのではないかなと思います。

カタログの中では、実際に妄想を膨らませながら家づくりを進めた事例も紹介しております。

撮影:Masanori Kaneshita

それぞれ家に求めたもの、得たものに違いはあって、自分らしく家づくりをすると、自然とその人らしさが家に現れるんだなと感じました。

また、カタログなのでtoolboxで販売する商品たちも勿論掲載。全165シリーズが掲載されています。

WEBサイト上でも商品を確認いただくことはできますが、紙のカタログはカテゴリーを超えて横断的に商品を捉えやすいので、WEBとはまた違った見え方ができると思います。

カタログはこちらのページで請求いただくか、目白にあるショールームで無料配布しております。

私達が楽しく、妄想から表紙のイラストへと実態をつくっていったように、このカタログが、皆様の妄想を実現させるためのお供になれたら嬉しいです。

(梅川)