空間の内装にまつわる素材やパーツを販売しているtoolbox。
現在のラインナップは1300点以上に上り、家をつくるために必要な内装材はほとんど揃うまでになりました。「◯◯風」といった括りにとらわれず、幅広いテイストの内装に向けて商品をセレクトしています。
そんなtoolboxの商品は、実際の空間でどのように使われているのか?
今回はtoolboxがコスモスイニシアと取り組んでいるリノベーションマンションシリーズの物件を題材に、toolboxのアイテムをどんな箇所に、どんな形で取り入れているのかをレポートします。
間取りは、南向きの窓に面したリビングダイニングキッチンと、洋室1室の1LDK。
適度に節の入ったオーク材の『ラスオークフローリング』を床に使い、壁や天井は白を基本とした主張しない仕上げに。家具や雑貨が生きるベーシックな内装を目指しました。
それでは洋室から見ていきましょう。
洋室に障子を合わせる
洋室に障子?と思われるかもしれませんが、toolboxの『障子』は特別。格子の桟を極限まで減らしているので洋室にも馴染みます。
今回は他の建具に合わせて淡いグレーで塗装して、木の色をトーンダウンさせています。そして室内側からも開閉ができるよう、手掛けを彫り込みました。このように、空間に合わせたアレンジがしやすいこともtoolboxの商品の特徴のひとつ。
ドアとは違う、開閉時の「軽さ」は障子ならでは。閉じれは光をソフトに通し、開けばリビングとつながる。空間の距離感を調整する役割も果たしています。
キレイめに工業系を合わせる
ラフな空間と工業系パーツの組み合わせは王道ですが、すっきりキレイめの空間に工業系パーツを合わせたら…。
廊下や通路の天井に取り付けたのは、無骨なフォルムのレセップ。程よいギャップを生みつつ、住宅用のパーツではなかなか無い色味のグレーと白い天井のコントラストが効いています。
キッチン壁にはカプセルのような照明が。こちらも躯体を直に白塗装した壁にグレーが映え、大ぶりなガラスのカプセルが控えめに存在感を放っています。
木目にグレーを合わせる
ペンキで塗りつぶしたグレーは無機質な印象になってしまいがちですが、木目を生かしながら着色できるオイル塗料を施すことで、木の温かみはそのままに空間の雰囲気を変えています。
空間にブラックのアクセント
このマンションの内装デザインで意識したのは白、グレー、ブラックのバランス。ブラックは差し色として取り入れました。
具体的には天井照明や『棚受け金物』『アイアンハンガーパイプ』にブラックをセレクト。ボリュームは抑えめに、アクセントとして使っています。
そうしてできあがった部屋は、木製の家具はもちろんアイアンを使った家具も取り入れやすい空間になりました。
壁のスイッチがアクセントになる
「カチッ」という操作感が心地よいtoolboxの人気商品『トグルスイッチ』。アルミプレートも存在感があり、リビング壁のアクセントとして良い仕事をしています。
壁や床など面積の広い部分は主張しない仕上げを選びつつ、こうしたスイッチや照明などの細かいパーツに印象的なアイテムを使うことで、ベーシックながらもひと味違う空間に仕上げています。
オープンルームを開催します
こちらのイベントは終了しました。
今回ご紹介したマンションのオープンルームを開催します。
仕上げやサイズ感など、実際の空間で感じることができるチャンスです。リノベーションの参考にぜひご来場ください。
日時:7/1(土)〜7/2(日)11:00~16:00
所在地:東京都杉並区西荻北5丁目
来場ご希望の方は下記お問い合わせよりご予約ください。
お問い合わせ先
www.r-toolbox.jp/support/contact/
ご予約の際は「お問い合わせ内容」の欄に「オープンルーム見学希望」とお書き添えの上、名前、電話番号、人数をご記入ください。
新物件準備中!
今回ご紹介したお部屋の内装の雰囲気を取り入れた、toolbox×コスモスイニシアによるリノベーションマンションシリーズ第二弾物件を準備中です。
完成後、東京R不動産で販売開始します。
物件情報
専用面積:41.14㎡
所在地:東京都杉並区西荻
プロジェクト特設サイト
INITIA LINE × toolbox 「’微調整’で完成する新しい住まい」(コスモスイニシア)