こちらの募集は終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。

デザインされた未完成の賃貸部屋

どうです、この部屋。この状態での賃貸開始です。

手を加えずにはいられないウズウズ感のある仕上がり。床はフローリングなどの下地になる合板のままで、壁は表面にボードを貼る前の下地の軸組のようにつくられています。

普通の内装工事なら、ここから色んなお化粧をして仕上げていくのですが、今回の物件は、完成手前のまさに“寸止め”状態での募集開始です。

“寸止め”だからできること

2つの部屋を仕切る壁が写真のようにフレームだけになっているところがあるのですが、この仕切りをどういじるかで部屋の使い勝手を変えることができます。

板をパッチワークのように貼ってデザインを遊ぶこともできるし、棚板やフックをつけてディスプレイコーナーにもできる。

大きな板を貼って塞いでしまえばウォークインクロゼットにも。

寸止めだから、そこからどう手を加えるかのアイデア次第で自分の生活に合わせた形に部屋を作りかえることが出来てしまいます。

うれしい材料購入20万円分の補助付

今回、この企画をしてくれたのは大阪R不動産を運営するアートアンドクラフト。

クリエイターやギャラリーが集まる北加賀屋というエリアの3階建ての古い社宅を、アートをコンセプトにした賃貸物件に再生。

2階と3階の8区画を8組のアーティストやクリエイターとともに部屋づくりを行い、1階の2区画をtoolbox仕様にしてもらいました。

入居者を募集中のこの部屋の中はまるでDIYショップのように、toolboxアイテムがずらりと並べられ、部屋を作っていくための材料をチョイスすることが出来ます。

しかも、貸主さんがtoolboxアイテム購入費として上限20万円分を補助してくれるという太っ腹っぷり。

こうなったら、このアートな場所で自分のクリエイティビティを遺憾なく発揮して、理想の部屋づくりを実現しないわけにはいきません!

「仕事」をベースにした2つの区画

toolbox仕様はSOHO区画とオフィス区画の2つです。

どちらも1階の区画なので、軒先から「こんにちは〜」なんてこともできるつくりになっています。

このままでも十分かっこいいですが、せっかくなら自分の仕事をイメージさせる空間に仕立てて来客をもてなしたいですよね。

こちらはSOHO区画のキッチン。合板の壁にもいろいろ付けたくなります。

こちらはオフィス区画。軸組の壁にこれまでの作品やカタログを並べるのも面白そう。

元社宅の1階の2区画がtoolbox仕様。2階と3階の8区画は、異業種のアーティストやクリエイターが作った区画になっている。

プロジェクト情報

APartMENT特設サイト
https://apartment-kitakagaya.info/

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株式会社アートアンドクラフト

建築設計/施工/不動産仲介/建物再生コンサルティングのプロ集団です。
大阪・神戸・沖縄を拠点に、マンション1室からビル1棟まで既存建物の再生を得意としています。

大阪R不動産も運営しているtoolboxのグループ会社です。