家の展覧会「HOUSE VISION」で”編集の家”出展中

「HOUSE VISION」は、これからの”家”のあり方、つくり方のビジョンを提示する展覧会。
７組のアーティスト・建築家が様々なテーマに取り組んでいます。

広い敷地内には、実物スケールの住宅空間を再現した展示テントが散在し、それらをつなぐ木のウォーキングデッキがつくられています。

東京R不動産/toolboxが蔦屋書店とともに発信するテーマは「編集の家」。リノベーションを前提に、自分の空間を自分で自由に発想し編集しよう、というメッセージをインスタレーション空間と、toolboxのショールーム空間で表現しています。

期間：　２０１３年３月２日〜３月２４日
会場：　東京都江東区青海2-1
展覧会ディレクター：　原 研哉
企画コーディネート：　土谷貞雄
主催 ：　HOUSE VISION実行委員会

私たちは２つの空間を計画しました。１つは、８００万円のリノベーション費用を想定した「８０平米の家」。

食卓でもあり勉強場所でもある大きなテーブル、押し入れのような寝るためのアルコーブ、２つの風呂のある「リビング」など、固定観念にしばられずに生活空間をつくりました。

色々な素材感を残したまま真っ白に塗りこめたこの空間は、見る人がそれぞれのイメージで色づけしたり、自分のための空間をどう編集するか、発想を広げるための一つのモデルです。

この空間を通り抜けた先にあるのは、ギャラリーのような明るい空間に、展示空間で使われたもの、あるいはtoolboxで販売している（および販売検討中の）部材・素材などを集めたスペース。

古建具、珪藻土の壁、タイルや壁材のサンプル、本棚、つまみやフックなどのパーツ・・・愛着が持てる自分の空間を楽しくつくっていくためのツールやアイディアを集めました。

「編集の家」の展示の特徴は、それぞれの部分、部品、素材など、展示空間にあるもの全てに”値段”が表示されていることです。何がいくらで買えるのか・できるのか、どうメリハリをつければいいのか、自ら編集するためには、自分にとっての価値とコストを考えることが必要だからです。

toolboxで現在販売しているものもいっぱい展示しています。サイトで気になっていたから実物を見てみたい！という方は是非一度ご覧いただきたいと思います。（本展示会場では”販売”はしていません）

ただし、toolboxでの販売を検討中、未定のものもありますので、展示にあったけれどサイトで見つからないモノがありましたら、contact@r-toolbox.jp までお問い合わせください。

それでは、展示会場でお待ちしています。

<展示協力>
工事：ANGULO/瀬尾商店/ティープラスター/中村塗装工業所/本間電気/ルーヴィス
内装材：伊藤忠建材/WOODPRO/カスコ/GALLUP（ギャラップ）/クロコアートファクトリー/COMPLEX UNIVERSAL FURNITURE SUPPLY/佐賀県陶磁器工業共同組合/シンコール/関ヶ原石材/大和塗料/TATAMO!/東リ/Tree House Creation/deccense/名古屋モザイク工業/西粟倉・森の学校/日本ペイント/The Hub/ピラミッド/ブルーバーズデザイン/ベンジャミンムーアペイント/PORTER’S PAINTS/BOARD/マイサ/マグペイントジャパン/輸入壁紙の有限会社わ/ライブズ/WALPA
パーツ：桜花園・葉山/オルネ ド フォイユ/かなぐや/Camp Design inc./青作舎/DRAWER/Pacific Furniture Service/BOLTS HARDWARE STORE/ボワズリー/松下工作所/三村 悠/RELAXE
設備：Womb brocante testis/大谷製陶所/KOHLER（コーラー・ジャパン）/参創ハウテック/大光電機/TOTO/TOTOエムテック/ツカサ建設/檜創建/船のでんきや日東電機/本間電気
家具・アートワーク： andLIGHT/伊千呂/ウメロイーク/四万十町森林組合/NOTCHO’S WORKSHOP/Noritake/PIT STOCK/ヒロズ工業/MARINE TILE/無印良品/山一商店/ⓒYuichi Higashionna Courtesy:Yumiko Chiba Associates