部屋のアクセントとして木の要素を取り入れる時、意識したいのは、使う場所と使う面積や貼り方。
異なる素材との組み合わせでより木目が際立ったり、象徴的なシーンをつくり出せたり。
ニュースレターでもお届けした、板壁材を効果的に取り入れたアイデアをご紹介します。
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廊下から続く高揚感。木のアクセントで天井を彩る
廊下からLDKのキッチンゾーンにかけて、天井面にオークの『スライスウッド』を貼って、空間のアクセントにしたこちらのマンションリノベ事例。
白くシンプルに仕上げられることの多い廊下ですが、オークの伸びやかな木目が、LDKへの高揚感を演出してくれます。
キッチン側では、板張りの天井が、躯体露出の梁、モルタルの壁面、ステンレスでクールに仕上げたキッチン空間にあたたかみを添えていますね。
case2
フォークアートのような、窓を取り囲む古材の壁
貨物の輸送パレットとして世界中の港を渡り歩いてきた『パレット古材』。そのダメージ具合、色の違いなど個体差を活かして、大きな窓を取り囲むように壁一面に貼った事例。
深みのあるものから白っぽいものまで、個性ある古材で彩られた壁面は、フォークアートのような力強さがあり、天高のある白い空間に映えます。
手前に置かれたテーブル天板も同じ材料を加工したもので作られていて、世界観を感じるスペースになっています。
case3
白い寝室に差し込まれた白かすれな袖壁がディスプレイウォールに
寝室のオープンなクローゼット手前に、襖2枚分くらいの壁を立てて、目隠しを兼ねたディスプレイウォールに。真っ白い寝室に馴染む、柔らかなアクセントになるよう、『ラーチ合板パネル』白かすれのパネルで仕上げました。
ベッドから見えるスペースには、好きなものをディスプレイ。裏側には、フックを付けて鞄や帽子などを引っ掛けたりと、壁面の表と裏で用途を分けた使い方ができそうですね。
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