お部屋の中で広い面積を占め、アレンジできる幅が大きい「床」。異なる素材を組み合わせてみたり、貼る方向に変化を加えたり……。
せっかく自分好みの空間を作るのなら、自由な発想で、ちょっと床を遊んでみるのも良いかもしれません。
今回は、ニュースレターでもお届けしている、床を使った、楽しい空間演出術を紹介します。
case1
居室の周縁を土間風の床材で切り替えて、使い勝手と過ごし方を広げる
キッチンから窓辺へつながる、お部屋の周縁を土間風のビニル系床材で仕上げた事例。
ナチュラルな風合いの無垢床とフラットに切り替えて一つの空間をゆるくゾーニングしています。
窓辺に置いた植物に霧吹きで水をあげるなど、無垢床では少し気を遣う行為も気兼ねなくでき、使い勝手を広げてくれそうです。
case2
2つの素材を大胆に斜め貼り! 動きのある印象的な空間に
お部屋の壁に対して斜めに配置した本棚に合わせ、床も斜めに貼ることで、奥行きが強調されて、空間に広がりが生まれた事例。
明るい色味のフローリングと対照的な濃色の土間を組み合わせてより床面を印象的に見せています。
フローリングを斜めに貼る場合、こちらの事例の様に木目の表情が豊かな樹種や、幅が細めのものを選ぶと、より動きのある空間に仕上がりそうです。
case3
「ヘリンボーン×OSB合板」ユニークな組み合わせが家具選びの自由度を広げる
クラシカルなチーク材のヘリンボーン床に、ラフな印象のOSB合板と、2種類の異なる印象の床を組み合わせたこちらの事例。
重厚すぎず、ラフすぎず、それぞれのよさを引き立て合いながら、調和しています。置く家具のテイストの幅も広がりそう。
一見難易度が高そうに思える柄物フローリングの組み合わせでも、一段段差を付けることで自然に切り替えられています。
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