無垢材やコンクリート、様々な素材と相性の良いアイアン。家具やパーツだけではなく、内装材として取り入れたいと考える方も多いのではないでしょうか?
塗るだけでざらっと味わい深い質感になる『アイアン塗料』を使ったアイデアをご紹介。
建具や壁一面に大胆に塗ってみたり、ポイント使いでアクセントに。塗るだけだから、素材選びの可能性がグッと広がります!
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棚板の小口に塗って、淡い背景のアクセントに
キッチンの背景にある飾り棚。正面から見える木口に『アイアン塗料』を塗っています。
ざらっとした質感は、ポイント使いでも存在感があり、モルタルや木の淡い色彩を引き締めるアクセントになっています。
棚受けにアイアンの素材を取り入れることは多いですが、棚板の木口に質感をプラスするのが新鮮なアイデアです。
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壁一面にアイアンの重厚感
玄関から続く廊下と、ワークスペースを仕切る壁面に「アイアン塗料」を使った事例。
壁面に光が当たった時に、ムラ感が楽しめるのは、鈍い光沢のある粒子を含んだ「アイアン塗料」ならでは。凹凸のあるモールドパネルと合わさって、深い表情が生まれています。
塗るだけだから、広い面積でも比較的取り入れやすく、重厚感のある雰囲気を演出できますね。
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巾木に窓枠、細部の質感までこだわって、一体感のある空間に
玄関土間部分の巾木に「アイアン塗料」を塗ったこちらの事例。外部でも使える塗料なので、水や汚れがつく場所の素材の選択肢としても。
黒でキリッと足元を引き締めつつ、土間のタイルにコンクリートと白い壁、フローリングの木など、異なる素材を違和感なく繋いでくれています。
巾木に加えて、窓枠にも「アイアン塗料」が使われているそう。照明や棚受けなど、細部まで色味や質感を統一することで、空間に一体感が生まれています。
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遊び心ある扉を引き立てる、マットな仕上げ
洗面室とトイレに繋がる2つの扉に「アイアン塗料」の シルバーグレーを使った事例。
トイレのテーマは「宇宙」だそう。船舶用の窓を使った、ロケット内の金属製のドアを連想させるデザイン。マットな質感で、メタリックになりすぎないのもポイントです。
ブラック以外にも、グレー系をはじめ6色のカラー展開で、様々なテイストに合わせてみるのも楽しい「アイアン塗料」。ちょっと仕上げで遊んでみたいという時の選択肢にいかがでしょうか。