toolboxが提供する定額制パッケージ・リノベーション「ASSY(アシー)」。

間取りは、ライフスタイルに合わせてオーダーメイドできる自由設計。内装は、「ラワン」「躯体現し」「白い壁」の3つをキーマテリアルに置き、選び抜いた素材とtoolboxのパーツをセットアップしています。

床・壁・天井から扉・パーツまでを厳選してパッケージ化しているので空間がイメージしやすく、住戸面積で金額が決まる定額制のため、リノベーション予算のコントロールがスムーズなのが特徴です。

ASSYのテーマは「あらかじめ決まっているという自由」。
家づくりは、決めなくてはいけないことがたくさんあり、その多さから楽しいはずの家づくりがいつの間にか負担になってしまってることがあります。toolboxでは敢えて「組み合わせ済みの空間」を用意して、自分の好きな間取りや空間コーディネイトに専念できるようにしました。

自分らしい家づくりを誰もが手に入れることができるように。
そんな思いから生まれたリノベーションサービスです。

『札幌ASSY』を展開するのは「札幌アポロ」

ASSYは、パッケージサービスの企画をtoolboxが担当し、お客様との打ち合わせと設計・施工を提携パートナーが行っています。

まず、東京・神奈川・埼玉・千葉を拠点に「住環境ジャパン」の設計・施工の体制でスタートしました。昨年10月には「アートアンドクラフト」がパートナーに加わり、大阪・兵庫でのエリア拡大が実現。そして今回、札幌を拠点とする「札幌アポロ」と一緒に、札幌エリアでのサービス提供を開始します。

札幌アポロってどんな会社?

札幌アポロ株式会社は、LPガス供給事業・石油製品販売事業を行うエネルギーの総合商社です。60周年を迎えた2019年に札幌アポロ石油から、札幌アポロに社名を変更。創業以来大切にしている“お客さまに快適な暮らし”をという観点から「ガスに限らず、暮らしに関わること全般を提案できるように」と、3年前の2019年に不動産事業をスタートし、2021年新規事業としてリノベーション事業「Lig works(リグワークス)」を立ち上げました。

シンプルなデザインの中に、暮らす人の色を落とし込んで、自由な発想でユーモアに溢れたデザイン、住まいや暮らし方をご提案しています。

そして2022年11月、札幌駅から車で20分ほどの福住・桑園通りに面する場所にモデルルームがオープン。
出来立てのモデルルームで、札幌アポロでASSYの営業を担当してくださる新家さんと、設計を担当する越智さんにお話を伺ってきました。

札幌アポロのお二人。営業の新家さん(右)と設計の越智さん(左)

ASSYを始めた理由

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どうして札幌で『ASSY』を始めようとしてくださったのでしょうか?

札幌アポロ

『ASSY』の「ラワン」「躯体現し」の内装の雰囲気に惹かれたんです。札幌エリアにも、このテイストを好きな人が絶対にいると思いました。さらに『ASSY』はパッケージになっているので、最初から内装デザインが確立されています。何もない状態で出来上がった空間を想像するのは難しいことですが、これなら最初の段階で自分の好みと向き合うことができ、「最後になんか違った」という掛け違いが起こらなそうだと思いました。

そして、この『ASSY』のテイストは、僕らのリノベーション事業を広げるラインナップになると思っています。僕らがやっているフルオーダーリノベーションのテイストは、「無垢床」「白い壁」「作り込まない」といったシンプルなものが多いんです。『ASSY』は、金額感でいくと僕らのフルオーダーとそこまで大差がないかもしれませんが、テイストで違いが出てくるので、新しい選択肢をお客様にご用意できると思いました。

躯体現しと白い壁。今回はオプションでウッドウォールパネルを入れてリビングのアクセントに。さらに木製室内窓もプラスしました。

ラワンの木質とラフな躯体現しが素材感を印象付ける

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『ASSY』の「仕上げ」の印象はいかがでしたでしょうか?

札幌アポロ

先ほども話しましたが、「躯体現し」と「ラワン」の組み合わせがいいなと思いました。実は、僕らがこれまで手がけてきた事例では、躯体現しはほとんどありませんでした。でも、今ちょうどリノベーションしているお客様の家で躯体現しの要望があったり、また別の戸建てのリノベーション現場でも天井を小屋裏の構造現しを希望されたり、躯体現しのニーズに応えていけたらと思いますね。

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躯体現しを取り入れていく上で何か不安はありましたか?

札幌アポロ

今回のモデルルームづくりで、既存の天井仕上げを剥がそうとしたら躯体の上に直にクロスが貼ってあって、剥がしたものの、その状態がすごく汚かったんです。結局、それをきれいにする作業にかなり時間を要しました。躯体現しといっても、物件によって躯体の表情が違うので、どこまでならお客様の許容範囲なのか。僕らが手がけてきた物件では綺麗に仕上げるのがいつもなので、ここまで荒々しいものを出して良いのかは不安になりました。今回は多少、左官をして整えましたが、toolboxは荒々しさの許容範囲が広いですよね?

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いろんなお客様の好みがあることを想定し、選択肢を持つようにしています。躯体現しで言えば、お客様の中には「無骨な荒々しい表情が好き」という人もいれば、「きれい目が好き」という人もいます。でも、解体してみないと実際の躯体の表情はわからないので、解体したありのままの状態をお客様に確認いただき、躯体現しの表情でお客様に決めていただけたらなと思っています。

躯体の表情が荒々しいところは、少し削って塗装補修を。

「あらかじめ決まっている」は作り手にもうれしい

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札幌アポロさんではフルオーダーのリノベーションも行っていますが、あらかじめ材料が決められていることについて、やりにくさとかありませんでしたか?

札幌アポロ

フルオーダーのリノベーションをやってる時の感触として、決めることが多すぎて、頭の中がいっぱいになって容量オーバーしてしまう、という人はやはり一定数はいました。その場合、私たちが良いと思うものをおすすめしながら手引きして決めていきます。しかしそのやり方だと、例えば入社したてのスタッフが同じようにお客様を導いていけるかというと、そうはいきません。パッケージであらかじめ決められていることが、家づくりをする住まい手にとっても、案内をしていく作り手側にとっても、メリットになる部分はあると感じています。

その中でも特にキッチンは、設備や水栓などこだわりたい人が多い箇所なので、要望があれば、オプションで臨機応変に対応していきたいですね。

今回つくったモデルルームは、寝室に窓がなかったので、明かり採りも兼ねて木製室内窓をプラスしました。お部屋の特徴付けにもなる要素ですが、パッケージ・リノベーションとはいえ、こういったプラスアルファが許容されるのも自由度が残されていていいですね。

キッチン本体、レンジフード、水栓、パーツ全てを厳選してセットアップ。

亜鉛メッキ仕上げのラフで丈夫なマルチバー。

鉄素材の金物で棚のアクセントに。

「空間」ではなく「暮らし」を魅せる

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『ASSY』の札幌モデルルームを作ってみて、好きなポイントはどこですか?

札幌アポロ

『ASSY』は「空間を綺麗にみせる」という感じではなく、例えばラワンの有孔ボードにフックを掛けて好きな小物をかけたり、ヘッドボードの上にお気に入りの本を並べたり、「自分の暮らしをみせる」要素が至る所に用意されていますよね。住んでからも自分らしさを表現していけるのが素敵だと思います。

また、見せる収納は憧れるけど、そもそも、そういう場所事態をどう作ったらいいのかが難しかったりもします。『ASSY』ではそうした「見せる場所」もパッケージに盛り込まれているので、頑張らなくても好きなものをそこに置いてくだけで格好良く見せることができます。

スタイリングしてる時も感じましたが、そこに「何を飾るか」「何を置くか」でそれぞれの個性が見えてきそうと楽しみになりました。

洗面台にスペースがあるだけで、好きな化粧品や香水を並べられる。

日用品をかけて置くだけでおしゃれに。

枕元のスペースに本やメガネが置いて好きなものでベッド周りを豊かに。

玄関周りにはフックに鞄かけたり、趣味道具を置いてインテリアとしても。

toolboxと一緒にサービスを展開してくれる施工パートナーは随時募集中です。
「お問い合わせフォーム」よりご連絡お待ちしております。

パッケージリノベーションASSY

Lig works | リグワークス

シンプルなデザインの中に、暮らす人の色を落とし込んで、自由な発想でユーモアに溢れたデザイン、住まいや暮らし方をご提案。
デザイン・施工はもちろん、不動産仲介・住宅ローン・火災保険、インテリアコーディネートまで、リノベーションに関わるすべてのサポートを行っています。