ASSY BIZ COMPO』は、個人向けサービスとして人気の『ASSY』から得た住まい手のニーズを元に、賃貸事業や再販事業向けに要素を絞り込んだ定額制パッケージ・リノベーション。

昨今の住まい手の好みを反映した空間づくりは再販物件の競争力を上げ、オーナーの個人的趣味を詰め込んだこだわりの賃貸物件に仕上げることもできます。

今回はオーナーさん所有の物件を賃貸運用のために、リノベーションしていきました。

こちらのオーナーさんは、今まで修繕のためにリフォーム工事をやってきて、フルリノベーションの工事は初めて。築年数もかさんできたし、このタイミングでフルリノベーションをして一新したい、さらに、今の住まい手の好みにあった競争力のある物件作りの手法を持っておきたい、そんな思いから、お問い合わせをいただきました。

toolboxのショールームでASSYのミニモデルを見ていただき、ASSYの完成形の仕上がり、使われてる素材やパーツを見て、「これこれ!いいね!」と、ほぼ即決で決まりました。

今回の決め手になった一番のポイントは、標準仕様が決まっていながらも、自分たちの好みを反映できるASSYの柔軟性があったこと。今回が初めてのリノベーションということもあり、全部お任せでいきたいとしながらも、自分たちの勉強も含めて、素材はこだわりのものも入れ込みたい思いがあり、そこにちょうどはまりました。

そんなオーナーさんに託された今回の物件は、錦糸町駅から徒歩10分ほどにあるマンションです。

部屋数より、その場所で過ごす豊かさがプランニングの優先事項

築44年をスケルトン。図面ではわからなかった壊せない壁や換気用の開口の少なさと葛藤しながらプランしていきました。

リノベーションした物件は、専有面積52㎡の部屋。もともとの間取りは、間数重視のプランでした。ただ、一つ一つの部屋の面積が小さくなってしまったり、採光が取れない部屋が出てきてしまったり、「居心地のいい暮らし」という面でのパフォーマンスは落ちていました。

そこでまず考えたのが、お風呂とキッチンの位置を大胆に変えて、バスルームをLDKから切り離すプラン。今回は住む人の世帯を、ご夫婦2人に絞って、「豊かに暮らせる居場所」を想像しながら、1LDK+WTC(ウォークスルークローゼット)の間取りにしています。この「WTC」を作ったことで回遊性が生まれ、ただの廊下という無駄なスペースが排除され、全ての場所に心地良さを感じることができるようになっています。

Before:ベランダ側の2部屋は、築44年を感じる畳のある間取り。

After: バスルーム、洗面トイレ、キッチン、寝室、リビングと各部屋が一周する形でつながります。

リビングドアを開けたときの視界の抜けがこの物件の良さ。くつろげるリビングを用意し、好きな本を読んだり、寝転んだり、そんな時間を過ごせる空間にしよう。

料理時間が楽しくなるキッチンにしたい。キッチンにパントリーを備えて、こだわりの調味料とお気に入りの調理道具も充分おいてけるスペースを確保し、時間をかけて料理を楽しめるそんなキッチンを用意しよう。

セレクトショップのショーケースのようなウォークスルークローゼット。服好きにはたまらないと思える、コレクションした好きな服を思い思いに掛けたり、置いたりして楽しめるそんなクローゼットにしよう。

こんな暮らしを妄想しながら、プランを作っていきました。

回遊性を作るWTC。WTCの先には大容量の収納を備えたパントリー。

オーナーの思いを踏襲した「玄関」プラン

「玄関ドアを開けた時に開放感がある方が気持ち良い」「玄関スペースにアウトドア用品や趣味の道具を置いておけるように、なるだけ広いスペースを確保してあげたい」

そう、オーナーさんから要望をいただきました。

そんな優しさの詰まった玄関スペースには、マンションでありながら、自転車が1台くらいおけるスペースがあります。さらに玄関ドアを開けた正面の壁に、幅が1.5mほどもある可動棚があり、キャンプ道具などを十分に収納できるようになっています。また靴を脱いで上がったすぐ左手の壁にも可動棚があり、ここは靴棚としても使えたり、住む人の使い方次第で、可能性が広がる玄関になっています。

アウトドアなどの趣味道具まで置いておけるゆったりとした玄関スペース。

「ASSYの素材」に「オーナーのこだわり」をプラスする

ASSYは、床・壁・天井から扉・パーツまでを選び抜いた素材を厳選してセットアップしています。今回は、より気持ちよく、より楽しく暮らせるように、ところどころの素材のアクセントに、オーナーさんの遊び心を入れ込んでいます

ASSY BIZ COMPO標準の『オーダーキッチン天板。キッチン壁や棚はカスタムして仕様変更。

オーナーさんご自身も素材感あるものが好きで、部屋の中でも一番素材にこだわりを詰め込んだのがこのキッチンスペースです。

「料理する時間が、気分転換になる息抜きの時間になって欲しい」そんな思いから、キッチンの壁面は落ち着いたクラウドグレーの『フォグタイル』を採用しています。さらに、そのキッチンスペースにお気に入りの調理用品を置いて楽しめるように、無骨で素材感のあるスチール製のラックを設置。単に料理する場所ではなく、料理を楽しんでもらう場所としてのキッチンスペースにしたいというオーナーの気遣いが反映されています。

寝室からキッチンに光が差し込む。

キッチンに光が差し込むように、寝室との間に『木製室内窓』を入れて、明るくしています。また窓を少し開けておくだけで、キッチンで料理する音や匂いを感じることができ、別々の部屋にいながらも気配を感じることができます。

暮らしを形作る仕掛けで、住まい手の気持ちを掴む

ちょっとした小物を壁にかけることでスペースを有効活用。

キッチンの奥の北側にあるのが洗面、トイレ空間です。

ASSYお馴染みの有孔ボードを取り入れ、自分好みにフックをかけて小物をかけておいたり、ドライヤーやヘアブラシを引っ掛けて、壁面に仕舞うことができるようになってます。

ラワン壁に木製のダイニングテーブルが映える。

こちらは、リビングダイニング。

壁一面にオプションのラワンを入れて、ASSYのベースマテリアルの、躯体現し、ラワン、白塗装の素材感のある印象に仕上げてます。

厳選された異素材の組み合わせが背景にセットしてあるからこそ、ラワン壁の前に好きな家具のダイニングテーブルを置きたくなり、そこでとる食事がゆったりと楽しめるようになる、そんな仕掛けを作っています。

初めてのフルリノベーションでビフォアアフターの変化に大満足

竣工検査のときに、オーナーさんからお部屋のビフォアアフターの違いぶりに拍手をしていただきました。ラワンの長く住み継いで大事にしていける本物の素材。それは、単にビニールクロスだけを使って仕上げたリノベーションとはまるで印象が違い、お部屋に入ったとき、ラワンの温かみが、落ち着いた居心地の良さを体感で気付かせてくれます。

こだわりのある暮らしを大事にする、そんな方に住んでもらいたい、そう思わしてくれる物件になりました。

「ASSY BIZ COMPO」は、予算を抑えながら素材ひとつひとつにも細部の使い勝手にもこだわりを詰め込んでいます。良いもので丁寧に暮らしていきたい、そんなお客様に相性が良い。事業性を考えつつも、こだわりのある物件に仕上げたい、そんな方におすすめのリノベーションサービスです。

物件情報

所在地 :墨田区江東橋
所在階 :3階
専有面積:52㎡
交通  :東京メトロ半蔵門線 住吉駅 徒歩7分
     都営新宿線 菊川駅  徒歩8分
     JR総武線 錦糸町駅 徒歩10分
東京R不動産募集ページ:https://www.realtokyoestate.co.jp/estate.php?n=17510

ただいま本物件で、内覧会を開催しております。
▼東京内覧会 リノベーションサービス「ASSY
会期:2023年4月15日(土)〜2023年4月29日(土)
※水曜日は除く(19日、26日はお休みです)
時間:10:00~16:00
イベント詳細:https://www.r-toolbox.jp/stories/editorsboard/63961/

  • こちらのイベントは終了しました

ASSYでリノベーションした他の家についてもコラムで紹介しています。是非のぞいてみてください。
ASSY BIZ COMPOの仕様や詳細をご覧になりたい方はASSYの特設ページや、カタログをご覧ください。カタログは無料で請求が可能です。
フルリノベーションではなく、部分的にASSYを取り入れたいというご相談も受けつけております。部分リフォームを検討している方もお問い合わせください。

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