道具や、材料を探す過程を含めて楽しんだり、失敗しても「これも味だな」と思えたり。時間と手間をかけただけ、愛着が深まるDIY。
理想と向き合って、じっくりカタチにした事例をみると「こんな発想もあったんだ!」とワクワクしてしまいます。
既製品では実現できない。それぞれの理想を追求した、アイデアたちをご紹介します。
case1
旅先で自宅のようにくつろぐ 移動するリビングをDIY
「好きな景色を眺めながら自宅にいるようにくつろぎたい」と、仲間と一緒にワゴン車をリビング仕様に。
床は、色褪せ感が気に入って選んだ足場板。裸足でも過ごせるよう、サンダーがけして滑らかに。一枚一枚表情の異なる板を、好みのレイアウトになるよう何度も並び替えて検討したそう。
壁・天井などの内装や、ソファやカフェテーブルなども居心地の良さを追求して自分たちの手で。5ヶ月かけて、理想のリビングが完成しました。
case2
暮らしの変化に合わせて、DIYで間取りを変える。カスタマイズが楽しい間仕切り壁
元々は仕切りのないリビングの一角。子供の成長に合わせて、キッズスペースを設けるべく、間仕切り壁をDIY!
「間柱」と呼ばれる柱と柱の間に入れる材とラワン合板を使って。塗装をしたり、小物や絵を飾れる棚をつけたり。ただ仕切るだけでなく、カスタマイズ自由な楽しい壁に。
暮らしの変化に合わせて、間取りの変更も自分の手で。そんな柔軟な家との向き合い方もあるんだなと感じさせてくれます。
case3
土足で過ごすリビングの一角に、自分好みの柄と色味でつくったステージ
土足で生活するリビングの一角に、一段高くなった床をDIY。ベッドルームやバストイレの扉が面する部分で、靴を履いたり脱いだりできる玄関のようなスペースにしようと考えたそう。
ベニヤで組んだ土台の上に『パーケットフローリング』無塗装をフローリング用ボンドで貼って釘で固定。『BRIWAX』のウォルナット色を塗装して味わい深い色味に。
フローリングをお部屋全体に貼るのは気合が必要ですが、植物を置く場所や、小上がりのようにくつろぐスペースなど、お部屋の中に一部分だけ取り入れてみるのも良いですね!