普段、天井や壁のボード内に隠れている電気の配管を見せて仕上げる「露出配管」。スケルトンにすることが多いリノベーションでは、定番となりつつある手法です。
直線と曲線の混じる電線管を活かして、印象的なコーナーに仕立ててみたり、照明やスイッチとの組み合わせで遊んでみたり。
配管そのものを空間のデザインアイテムとして取り入れた事例をご紹介します。
case1
電線管+ミラーLED電球で躯体壁を飾る
小上がりのベットスペースを設けたこちらのお家。枕元の壁は、GLボンド跡が残る、コンクリート躯体壁。
ロの字にまわした照明用の電線菅と、コンセント用の電線菅が目を引きます。「ミラーLED電球」から反射した光で、壁面がより印象的な見た目に。
露出配管の水平・垂直のラインに合わせてアートを飾ってみたり、マグネットフックを使ってドライフラワーを吊るしてみたり。枕元をどんな風に飾るのか、想像を掻き立てられる事例です。
case2
インダストリアルだけじゃない! ぼんやり灯る街灯のようなフォルムで、穏やかな雰囲気に
壁面を照らす、街灯のようなフォルムの照明。躯体壁に沿う配管を、照明器具と合わせて黒く塗って、支柱のように仕立てています。
そのままでは、インダストリアルなイメージが強い露出配管ですが、照明器具や色の組み合わせで、穏やかな印象に。
テーブル上のペンダントライトにプラスして、光量を確保する役割も。ライティングレールと色を揃えることで、空間に一体感が生まれています。
case3
新築空間にあえて取り入れたい!アートピースのような壁付け照明
キッチンからリビングへと続く壁面に、ずらりと並んだ照明。新築戸建てですが、あえて、空間に露出配管を取り入れた事例です。
リノベーションではよく見かける「露出配管+ソケット+電球」の組み合わせですが、スッキリした空間の中では、それ自体がアートピースのような、新鮮な印象に。
電球は、形状やフィラメントが特徴的なものをセレクト。夜にあかりを灯すと幻想的な一面も見せてくれそうです。
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