毎日の家事の中でも、洗って・干して・しまうまで、人それぞれのアプローチがある「洗濯」という行為。
外で干すのか?室内で干すのか?どこまで機械に頼るのか?様々なスタイルがあり、使いやすいランドリースペースの形も異なるもの。
効率よく、気分よく家事をするスペースや動線のつくり方、見た目も含めて自分好みに設えた事例をご紹介します。
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玄関土間が室内干しスペースに! 使わない時は見た目よく、しまう動線にも配慮
室内干しスペースにしたのは、奥行きのある玄関土間!通路であり、収納スペースでありマルチに使える場所として、有効活用しています。
ハンガーパイプは、ガラス建具枠と色を揃えることで、使わない時でも絵になる物をセレクトしています。
玄関土間の奥からLDKへと繋がる通路上には、可動棚、ルーバー扉をつけたウォークインクローゼットと収納がひとまとまりになっているので、乾いた後の動線もスムーズ。本棚横のベンチは、収納する服を仕分けするのにも便利そう。
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晴れの日も、雨の日もご機嫌に家事する、広々ランドリールーム。
バルコニー直結の明るいサニタリー兼ランドリールーム。
「元々持っていた、大きな物干し台を広げられるスペースが欲しい」というリクエストに、リビングの端で出しっぱなしにするよりも、広いサニタリースペースを設けましょうと提案されたスペースなんだとか。
窓上に設けたハンガーパイプは、晴れた日にはバルコニーに干すための一時掛けに、雨の日には室内干しにと活躍してくれそう。
作業スペースをたっぷり取った洗面台は、アイロン掛けスペースにも。椅子を置いて、音楽を聴きながら……楽しく家事ができそうです。
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浴室乾燥機で乾かし、そのまま収納! 洗濯も身支度もここで完結
「洗濯物は浴室乾燥で」と割り切って、クローゼットと一体化したランドリースペース。
浴室乾燥機で乾いたら、そのまま収納。朝の身支度もここ一箇所で……と、洗濯&身支度動線がとてもシンプルに。
ホテルのような落ち着いた雰囲気をつくるため、壁や天井は暗い色味の艶あり塗装で仕上げています。洗面との間はガラスで仕切ることで、コンパクトな空間でも圧迫感を与えず、洗練された雰囲気になっています。