新年あけましておめでとうございます。
toolboxにとって、昨年は大きな節目の年でした。一昨年に始動した『大阪ショールーム』が、10月末に無事オープンを迎えることができました。
ずっと実際のアイテムが見られる場所を待ち望んでくださっていた関西方面の一般ユーザーのお客様、家づくりのプロの方、みなさまとの新しい出会いが広がり、リアルでつながっていくことの楽しさ、大切さを改めて感じた一年でした。本当にありがとうございます。
昨年toolboxは、どんなことにトライしてきたのか、2023年をざっと振り返ってみたいと思います。しばしおつきあいください。
大阪ショールームプロジェクト、本格始動の年明け
大阪ショールームは、ターミナル駅・梅田のお隣、中津駅が最寄りの西田ビルにオープンしました。
ちょうど昨年の1月時点、いまだから言えますが、「2023年には大阪ショールームをオープンします」と公言していたにも関わらず、実はショールームの物件は正式に決まっていませんでした……
西田ビルに入居できたらいいなぁ〜、でもダメだった時に備えて、別の候補のエリアの写真も撮っておこうと、大阪の街を360度念のため、抑えておいた思い出が。
その後、西田ビルに入れることが正式決定。
工事を、大阪R不動産のパートナーでもある、アートアンドクラフトに依頼することになり、恐ろしいスピードでショールームづくりが進んでいきました。並行して、関西圏の方にtoolboxを知ってもらわねばと、6月は中津で開催された「カタログのないものづくり展」のイベントに参加したり、9月にはプレイベントを行ったり。
↓無事、スカイビルから撮った写真も、大阪ショールームのリリースとともに日の目をみました(笑)
そして、2023年10月28日。ついに、大阪ショールームオープン!!待ってたよ〜という嬉しいお声とともに、沢山の方が訪れてくれています。
ショールームメンバーはもちろん、会社全体、各チームが一眼となって突き進み、toolbox設立当初、5名程だった時代から比べると、なんて頼もしい仲間が増えたんだと、しみじみ痛感した年となりました。
全国各地に商品をお届けして、みなさまと遠隔で繋がることの出来ているtoolboxですが、リアルな拠点を増やせたことで、オンラインとリアルの両軸で出来ることの新しい可能性が沢山見えてきています。今後にご期待ください。
久しぶりのリフォーム産業フェア出展や、新しい試みも
7月には、東京ビックサイトで行われた「リフォーム産業フェア」に出展。2014年に初出展してから、実に9年ぶり。沢山のプロの方がブースに訪れてくださって、「toolboxって今こんなものも扱ってるんだ」「商品数増えたねぇ」と、現在のtoolboxを知っていただくきっかけになりました。
ちょうど1年前に本格始動した施工チーム「 ツールボックス工事班(TBK)」も、着々とお客様のリノベーション工事を設計・施工させていただく機会が増えております。11月には、自社物件での新しい施工チャレンジ「studyroom #1」も始動。こちらは、まだ解体が終わって、日々現場を見つめながら、どう進めていくのかを試行錯誤しているところ。春頃には完成予定で、その様子もインスタライブやコラムでレポートしていますので、お見逃し無く!
サイトのコンテンツとしては、いつもtoolboxをご利用いただいてるプロやユーザーの方たちにもご協力いただき、「施主支給ガイド」の3連載も公開。施主支給を受け入れる、受け入れない、それぞれの立場からの声など、プロと一般ユーザーの両方がお客様であるという、toolboxらしいスタンスでの記事がつくれたと思っています。(まだ見ていない方は、ぜひご一読を!)
toolboxが提供する空間サービスを紹介する「spaces つくる」ページも昨年12月末にリニューアル。エリアは一部限定となりますが、妄想をカタチにする手立てとして、どんなサービスを提供しているのかが分かりやすくなりました。
「妄想の道具」今年は、みんな欲しがる下地にまつわるアイテムです
そんなリアルに妄想を膨らます場所、妄想をカタチにするための手立てが揃ってきた中、毎年恒例、書き初めならぬ、妄想初め。
toolboxスタッフが全員参加で行う、自分が欲しい道具を妄想して発表しあう企画から生まれた「妄想の道具」第5弾が、こちらです!
妄想の道具#5 下穴あけトリ型ロボット
<HEY Tori!下穴あけて!>を合図に壁から下地を探し、下穴をあけてくれるトリ型ロボット。有線にすると施工後のイメージを映し出してくれる便利な機能付き。近くの現場へは窓から出勤。
施工に携わる人も、DIYをしたい人もみんな欲しい(飼いたい?)はず!既に出来上がっている家の壁に追加で棚などを取り付ける際にも役立つこと間違いなしなトリちゃんです。カタログのイラストでもおなじみ、舞木和哉さんにイラストを描いてもらいました。
例年以上に、リアルに実用化できないかとの思いが高まる今日この頃。賛同いただける方、技術的にご協力いただけそうな方は、ぜひお声掛けください(笑)。
今年も、みなさんとのリアルな接点を増やしていきます
昨年に引き続き、今年もショールームでのイベントや、リフォーム産業フェアへの出展などを予定し、直接みなさんにお会いする機会と、ウェブやSNSを通してのオンラインでの発信、両軸での接点を増やしていければと思っています。
肝心のウェブショップの方も、一作年、建築家の方から商品化したいアイデアを募集した「SPIN-OFFプロジェクト」第1弾の発売開始、惜しまれつつ一時販売停止となっていた『工業系レセップ』の復刻など、早くお伝えしたい商品も控えていてますので、ご期待ください。
それでは、今年も一年、どうぞよろしくお願いいたします。