理想的な窓辺ってどんなものでしょうか?

窓辺空間を妄想する時に、思い浮かぶのはカーテンや建具。 カーテンを決める時は、素材や柄にこだわって選択すると思います。

でも、カーテンそのものだけではなく、カーテンの取り付け方にも目を向けると、もっと理想に近い風景をつくることができるのではないかと考えます。

今回は、そんな設置にひと工夫加えたカーテン使いを集めてみました。

case1

ただの棒にただの紐。お気に入りの布を吊るして窓辺を飾る

華奢な真鍮の『ハンガーバー』に、お気に入りの布を、ぎゅっとくくりつけただけの潔い窓辺。

この家にお住まいの方は「生活感のあるカーテンレールや、ロールカーテンの巻き部分の見た目が嫌で、ラフな感じをだしたかった」という理由でこのようなオリジナルの窓辺をつくることに。

普通とは違う設置方法と、華やかな“お気に入りの布”のおかげで、つい目が向く、そんな特別な景色に仕上がっています。

なんとなく窓辺にはカーテンレールをつけなきゃと考えてしまいますが、こんな気軽な窓辺のつくり方もありですね。

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case2

窓枠にただ布がついているような窓辺を目指して

木の窓枠がスーッと細く入る大きな窓に、ワイヤーレールを用いてカーテンを設置。

こだわりの窓枠にカーテンレールはつけたくないとの思いから、辿り着いたのが金属性のワイヤーレール。そのワイヤーレールに、ふわりと軽やかな『ガーゼカーテン』を合わせ、ただ窓に布がついているかのような、すっきりとした印象の窓辺に。

カーテンを閉じるとワイヤーが少したわみ、カーテン裾も床に擦れてしまいますが、それもカーテンの柔らかさを感じられる要素になっているような気がします。

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case3

隣合わせで異なるスタイルのカーテンを

ハトメとフラットの異なるスタイルの『シーチングカーテン』をリビングダイニングに隣り合わせで設置。

ハトメの方は元々和室で窓際が障子だったため、新たに『アイアンカーテンレール』を取り付け、フラットの方は元々ついていたカーテンレールを活かしました。

このように、異なるスタイルのカーテンを並べたのは、リノベーション時の間取りの影響が大きいそうですが、しゃきっとする場所、ゆったりだらだらくつろぐ場所。という風に、過ごす時の気持ちがなんとなく切り替わるような、そんなスペースつくりができているのではないかと思いました。

「同じ空間には同じタイプのカーテンを」と、今までは勝手に思っていましたが、そんな考えに縛られる必要はないんですね。

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