大阪ショールームが入居している「西田ビル」がイケフェス大阪2024に参加します！

中津の中心に位置する「西田ビル」は、1965年（昭和40年）の竣工以来、約60年ものあいだ街を見守り続けてきました。毎年大阪で開催される、「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪（通称：イケフェス）」にて内部を特別公開！それに合わせて、大阪ショールームも日曜に特別営業をいたします。

みなさん、建築、見に行ってますかー？大阪ショールームの内藤です！

大阪も急に秋めいてきて、なんだかお出かけしたくなる季節……行楽の秋？いえ、建築の秋、到来ですね。ということでイベントのお知らせです〜！

イケフェス大阪2024

実は、昨年もひっそり参加していた「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪（通称：イケフェス）」。昨年はtoolbox大阪ショールームとして参加しましたが、今年は私たちがテナントとして入居している「西田ビル」がエントリーしています。

ご存知の方も多いかとは思いますが、改めて。「イケフェス」とは、毎年秋の週末に大阪で開催される日本最大級の建築イベントです。大阪に数多く点在する、魅力的な建築物たち……長いときを刻んだ歴史的な建築から、斬新なデザインの現代建築まで。あの建築家の名作から、昭和の雰囲気を色濃く残す街場の喫茶店まで。大阪という都市の魅力を様々に物語る、100を超える「生きた建築」たちを一斉に公開する、回遊型のイベントです。

魅力あふれる「西田ビル」と中津の街

大阪・中津。近年はタワーマンションなども増え、近代的な一面も持っていますが、ちょっと歩けば下町感あふれる街並みが広がります。そんな中でも一際印象的なファサードの「西田ビル」。外壁はムラ感のあるグリーンタイル、段々畑のような半地下の「ハイパー縁側@中津」。1Fにはとっても美味しい多国籍料理の「think食堂」があり、2Fにはシェアオフィスの「Creative Quarter Nakatsu（通称：CQN）」。私たちも含めて、要素てんこ盛り！なビルです。

なんだかワクワクする魅力的なファサード。地域の方にも「西田さんとこのビルに入ってるんやね！」と言われるとなんだか嬉しくなります。（撮影：Masanori Kaneshita）

今回のイケフェスでは、下記内容をご見学いただけます。

①1F2F・内部特別公開

1Fの共用部だけでなく、普段はクローズドな2Fのコワーキングスペース、CQNもフリー見学できます。CQNは月額制だけでなく、1時間〜のドロップイン利用も可能。下見がてら、ぜひご覧くださいね。

②6F・601号室特別公開

低層部の連続窓と水平ラインの印象が強い「西田ビル」ですが、実はセットバックした4階より上は住居フロアになっています。梅田に程近い立地から、吉本の芸人さんや女優さんも住んでおられたこともあったとか！当時の中津の町のタワマン的存在だったのかもしれません。

今回は、1970年代の居住空間を再現した601号室を公開いたします。1970年といえば、大阪万博の開催年。昭和中期〜後期にかけての暮らしぶりを見て、「うわ〜懐かしい！」と思う方も多いはず！昭和時代に思いを馳せながら、窓から見えるのは移り変わりゆく梅田、令和の景色。そんなちょっとしたタイムスリップをお楽しみください。

※現在も居住されている方がいらっしゃいますので、601号室以外は立ち入らないようお願いいたします！