11月3日（日）4日（月祝）は「CITY SCAPE 広島」へ。まちを楽しみ、DIYにチャレンジし、色々な暮らし方に触れることができる2日間です

広島市内中心部15箇所を舞台に衣食住を楽しめるイベントに参加します。「猫屋町ビルヂング」では、公開DIYを行い、暮らしを彩る什器を作成。別会場では、リノベーションで叶った沢山の暮らしに触れられます。楽しみながら「自分の好き」を空間にどう取り入れていくかを考えるきっかけになれば。

みなさーん、秋の行楽シーズン、楽しんでますかー？

東京、大阪とショールームを構える場所での周年祭、ガレージセールなどのイベントが続きますが、それ以外のエリアのみなさんとももっとリアルに触れ合いたい！

そんな思いから、広島市内で開催される「CITY SCAPE」というイベントに参加することになりました。

今回で2回目となるCITY SCAPEは、「いつものまちに、新しい風景を描く」をコンセプトに、マルシェ、スポーツ、アート、音楽、焚き火（！）など、みんなでまちに新しい景色を描くイベント。広島市内中心部、15箇所が会場になります。（公式インスタグラムより）

その中でも、toolboxは、「創造的最利用な生活」をテーマに、暮らしづくりの自由さと楽しさを知り、自分らしい暮らし方について考えるきっかけをつくることを目指したプログラムに、2ヶ所の会場で参加します。

toolboxは、このうち左側の15-1と15-2 、2会場に参加します！（MAPの各エリアの詳細はこちらのPDF参照）

猫屋町ビルヂングでスタッフ三上が公開DIY

まず、一つ目の会場は、「猫屋町ビルヂング」。平和公園を挟んだ繁華街の反対側に位置し、住宅街でありながら小規模店舗や宿泊施設などが増加している賑やかな地域。ここは、広島と東京の2拠点を中心に活躍される、谷尻誠さん、吉田愛さん率いるSUPPOSE DESIGN OFFICEが、昨年秋に事務所兼まちに開かれた場としてオープンさせた、飲食、ギャラリー、サウナを包含するまちの小さな文化施設です。

猫屋町ビルヂング外観。1階では飲食も楽しめます。（撮影：長谷川健太）

会場となる2階、当日はここにどんな風景が繰り広げられるのか。（撮影：長谷川健太）

こちらの会場では「循環・偏愛・迷想」をテーマに、物販、ワークショップ、トークショーが行われます。

2階が、私たちが参加するエリア。パーツ類やアパレルの物販、フリマ、選書販売が行われる中、toolboxの三上が公開DIYをしながら、会場の什器、洋服やアクセサリー小物を飾る収納、本棚、デスクなどをつくっていきます。

「自分の好きを空間に取り入れるには？」

「衣食住」の中で、自分の好きな服や食べ物は、気軽に買って身に付けたり、食べたり、つくったりが出来ると思います。でも、自分の好きな空間・インテリアとなると、どうでしょう。ぼんやりとイメージは浮かんでも、それをどう実際に取り入れたらいいかとなると、なかなか最初の一歩が踏み出せない。

今回、公開DIYを行うスタッフの三上も、まさに最初はその状態でした。

築46年の実家暮らしの彼女の場合の最初の一歩は、和室の白い壁一面を思い切って塗ってみたこと。大きめの背景を変えたら、家や家具の見え方が違ってきて、「意外とやればできるじゃん！」と、わかったそう。

一度やると、他にもどんどん変えてみたいところが出てきて、妄想が広がる。そして、それを実際に空間に落とし込んでみるということが出来るように。

自他共に認める優柔不断で、DIYの達人でもない彼女が、自分のペースで、ちょっとずつ家をアップデートしていく様子は、連載シリーズとして、「how to make」のコーナーで「築古戸建の実家アップデート」として公開しています。

『クラシックリブパネル』を壁に貼って、築古戸建をアップデートしてみた！

築古戸建のキッチンつまみを付け替えて、オープン収納に変えてみた！　箔シートを貼っているところ。

今回は、会場にいらっしゃる皆さんにも、自分の好きを空間に取り入れるためのヒントになるようなアイデアを知って体感していただきたいなと、会場で公開DIYをしていきます。

テーブルや本棚を、自分の家にぴったりなサイズにあつらえたり。いつも使うアクセサリーや帽子、カバンは、壁に掛けて愛でながら、さっと取り出しやすく収納したり。思い切って、壁一面に色を取り入れたり、いまの気に入っていない床を上から敷き変えたり。

DIYするアイデアたち

どれも、わたしたちスタッフも自らの家で実践しているようなアイデアたち。
これならいまの自分の家でもつくってみたいと、最初の一歩を踏み出す機会になればと思っています。

買物ついでに、「ペンキを塗ってみたい」「インパクトドライバーを触ってみたい」など、ちょっとした飛び入り参加も、完成までのがっつり参加も大歓迎です！気軽に会場でお声掛けください。

時間や内容は変更になる可能性があります。最新情報はtoolboxのインスタグラム（@r_toolbox)でご確認ください。

当日のタイムスケジュールも組んでみました。ぜひ、会場で彼女を見つけたら声を掛けてください。当日会場では、つくる什器のレシピも配布予定です。

同じ会場では、京都に実店舗を構える人気のパーツ金物ショップ「BOLTS HARDWARE STORE」のオリジナル商品、鋼管を切って、曲げて、組み立ててる「SP Coat Hanger」の制作を体験できるワークショップの特別開催があったり、リノベーション実践者のトークセミナーがあったりも。これらは予約が必要ですので、コラム最後のイベント詳細ページをご覧ください。

ひろしまスタジアムパークでは、「自分にあった住まい、暮らしの選択肢に触れる」

広島市中央公園の一部を再整備して2024年8月にオープンした、サンフレッツェ広島のサッカースタジアムと公園がひとつになった「ひろしまスタジアムパーク」。この芝生広場HiroPa沿いの北側にあるスタジオでは、広島のリノベーションのプロによる色々な暮らしの事例がテーマ別に見れるパネル展示を行います。

今回、toolboxはこのパネル展示をリノベーション協議会と一緒に企画。大好きなものを愛でながら暮らしたい？すっきり暮らしたい？家＋○○な暮らしをしたい？など、自分の暮らしの志向ってどんなだろう。自分の興味ある暮らし志向の事例を見て、こんな暮らしもありだな。こんなこともできるんだと、住まいへの妄想を膨らませるきっかけになるような場になればいいなと思っています。

同じスペース内では、大型スクリーンでキッズに人気のスイカゲームを楽しめるイベントも行われます。サッカー観戦を予定の人も、そうでない人も、ぜひお気軽にお立ち寄りください。