みんなでトライ！タイルのワークショップを開催しました！

9月21日(土)に開催したタイルのワークショップ。実は東京・目白ショールームで初めてのワークショップ形式のイベント。今回はその時の様子をお届けします。

みなさん、家づくり、妄想してますかー！
どうも、目白ショールームの佐古です。なんだか急に秋めいてきましたね。わたくし、オフィスでは半袖になってみたり長袖シャツを羽織ってみたりと、季節迷子になっております。

今回は「まだまだ半袖一択でしょ！」という暑さの残る9月に開催されたタイルのワークショップの様子をレポートしていきます。

楽しい、けど楽じゃない！？

お家づくりのきっかけになったら良いなと思い企画した今回のワークショップ。参加された方はtoolboxが初めましての方はもちろん、実は前にもショールームに来たことがある、toolboxを使ったことがあるという方も。洗面台の上に貼ってみたいと妄想されている方もいれば、全然何も考えてないけど、なんだか面白そうだから、とtoolboxに来るきっかけにしてくださった方もいました。

開始前のスタッフによる円陣風景…イベント前やインスタライブ前は実はいつも気合いを入れてます！

タイルを貼ってもらうのは、目白のショールームに展示するパネルと、商品の撮影背景となるタイル壁。
ボンドを塗り伸ばして、櫛目をつけて…と、スタッフが手順を紹介しつつデモンストレーションを行います。

ボンドの厚みや櫛目をつける意味などお喋りしながら、簡単ですがデモを行いました。皆さんの視線が集まり、この時の私は滝汗でした。会場の地下が暑いからかな…。

そしてお次はみなさんの番！ドキドキしながら作業を進めていきます。

ボンドの量を均一に塗り伸ばすのが難しい…！

こちらはパネルに貼る様子。位置をしっかり確認して貼り付けたら、しっかり押さえて圧着します。

タイルの表紙を剥がす瞬間、これがまた気持ちいい！ご友人と参加されて、仲良く半分づつ。

貼る、のあとは目地詰め。こちらは目地材の乾燥が早いので、スピード勝負でグイグイと目地を詰めていきます。

「結構力がいる！」「なんか乾いてきちゃったかも」と慣れぬ作業に悪戦苦闘しながらも、どんどん目地が詰まる様子が楽しい

目地を詰めた後に、スポンジで表面の余分な目地を拭っていくのですが、これがまた水加減や力加減が難しい…！

「拭いてもずっと黒い目地がついてくるーっ」と苦戦する姿も。ちなみに施工チームの一杉親方曰く、目地はグイッと拭き取るというよりも、スポンジで吸着するイメージで拭うといいんだとか…そ、それが難しい！

はじめは緊張ぎみだった空気も、作業をしていくうちに気づくとなんだか和やかに。
お隣さんと「コツを掴んだかも！」「え、全然上手くいかない！」「こうやると上手くいきますよ」と、和気藹々とした会話が生まれていました。

ここがちょっとズレてるかも？なんてお隣さんと呼吸を合わせながら作業するシーンも。

このお三方、元々お友達でいらした？というくらい、終わる頃には会話も大盛り上がり。

タイル貼りの基本手順が書かれたプリントもお配りしました！これがあればおさらいもバッチリ！こちらからダウンロードしてお使いいただけます！

基本の流れを体験したら、あとはお土産のタイルのトレー作り。お好きな色の目地を詰めていきます。

これに関しては、小さい面積ということもあり、みなさん手で目地を詰めました。(とってもイレギュラーな方法なので、あくまで参考までに。いや、むしろ参考にならないですね…。)

目地材はアルカリ性で手荒れしやすいので、作業の時は手袋をしっかり！

みなさん、本番より集中して作業していたような…？つい夢中になる作業でしたね。拭き取りきれない目地は、お家へ持ち帰っていただいた後の宿題にして、完成です。

特に角の部分が難しいお土産でしたが、みなさん夢中で作業！

2色使ってみたり、混ぜてみたり、自由な組合せに驚かされました！

出来上がったパネルをお披露目

みなさんに貼っていただいたタイルパネルを、ワークショップ後にショールームへ設置してみました。

こちらは、洗面水栓の展示場所…

before：水栓たちがBOXに取り付けられているのですが、少し寂しいなと感じていたところでした。

after：洗面のシーンに似合いそうなタイルパネルを選んでみました。

ちょっとした変化ですが、タイルの背景によってグッと洗面空間をイメージできるようになりました。グリーンがあると気持ち良いだろうなと、そんな事まで想像してみたり。みなさんに作っていただいたパネルのおかげで、妄想の幅が広がる展示となりました。

地下の物撮り背景用に貼っていただいた箇所は、実は現在ガレージセール前でモノに溢れており、写真が撮れず…ですが、今後商品の撮影背景として活用していきますよ！

家に貼るもよし、再考するもよし

今回のワークショップを終えて、家に貼ってみようと思います！と前向きな感想をおっしゃっていた方もいましたが、意外だったのは「やっぱり貼るのは辞めようかなって…（笑）」と素直な感想も。

お話を伺うと、動画サイトなどでタイルのDIYが簡単そうに見えていたので、洗面のところに貼ろうと思っていたけど、実際に体験してみると、想像以上にご自身には難しいと感じられたようです。「やっぱりタイルが貼られた空間は素敵だなと思うので、もう少し作業をよく考えてみます」と、やってみたからこその感想を聞けました。

百聞は一見にしかず。体験していただけて本当によかったです！

そしてもう一つ嬉しいなと思ったのは、体験しにきてくださった方同士で、最後は意気投合してお家談義をされていたこと。「今度工事をするんだけど…」と、自分の家づくりを共有して盛り上がっていました。時には不安になることがある家づくりも、話せる仲間がいるとなんだかちょっと気楽になれそうですよね。