自分でフローリングを貼ってみた！

1. Beforeは古い和室
2. 端から貼っていくよ！
3. 向きに気をつけて！
4. ボンドを床に塗る
5. 2枚目以降はサネにはめ込んで
6. 固定します
7. mm単位まで正確に！
8. わざと隙間をあけます
9. 壁際の工夫
10. 憧れの無垢フローリング部屋が完成！！

自宅をセルフリノベーションしました。憧れの無垢フローリングにしたい！！その夢を実現するべく、ハンディハウスプロジェクトにDIYサポートをお願いしました。

フローリングって自分で貼れるモノなの？

今回床貼りをするお部屋は、もともと和室で畳敷きでした。

フローリングを貼る前の下地として、断熱材を入れて、隣の部屋（板間）との 段差を無くしています。その工程はプロにお願いしました。

ちなみにこちらが中身。合板の下に組んである木が根太で、水色のが断熱材です。
床下って見る機会がないのでみんな興味しんしん。

この山積みの箱がフローリングの梱包。長くて重いのですが、配送は軒先 渡しなので、受取は力持ちの男性にお願いしました。

よーし貼るぞ！まずは部屋の隅から。一枚目を合わせてみます。

フローリングの側面には「さね」と呼ばれる凹凸があります。 手前（続いて貼る側）が凸になるように合わせます。

1枚の長さ分ボンドを床に塗っていきます。 はみ出すと次の作業がしづらいので注意。ただボンドを塗るだけなのに、 このコーキングガンという道具を使うとテンション上がる。

サネの凹凸がかみ合うようにはめ込んでいきます。フローリング材がげんのうで凹まないように、端材をあて木にしながら トントントン！

長手方向からも忘れずに。

サネに釘を打ち込んで下地の合板に固定します。これは空気圧でタッカーのように針を打ち込んで行く工具のフィニッシュネイラー。最初は恐る恐るパッ..シュン。。パッ..シュン。。。遅い。（苦笑） 慣れると早く打ててとっても楽しいです。パシュンパシュン！！

フィニッシュネイラーとコードで繋がっているのが、このコンプレッサー。 ここから空気圧を送ります。（こいつの音がなかなかうるさい） このような道具が無い場合は、フロアネイルを手打ちしたり、ビスで留めるそうです。 今回は1日で終わらせるべく、DIYサポートは2人にお願いし、 自分では高価で買えないプロの道具をお借りしました。

1枚1枚の長さが一定ではない貼り方を乱貼りといいます。 DIYで貼るには乱貼りがおすすめ。長さが揃ってなくてもバレないから です。「端をカットした余りを次の列のスタートにする」の繰り返しを基本 にバランスを見て貼って行きました。

さっき測った寸法をマーキングして、カットする線を引きます。 mm単位の細かい作業！

丸ノコでカットします。丸ノコで怖いのがキックバックという刃が絡まっ た際に後ろに飛んでくる現象。丸ノコで大ケガする事故はこれがほとんど。 カットする姿勢は必ず横に避け、刃の後ろに体を置かないように気をつけて！

無垢の木は生きているので湿度で膨張したり乾燥で縮んだりします。 乾燥する冬場に貼る場合は、ギッチギチに貼ると夏場に膨張して突き上がっ てしまうので、少し隙間をあけておきます。 （逆に夏場はツメツメで貼らないといかんのです。）

トントン！パシュンパシュン！どんどんリズミカルになってきました。 この辺でフローリングを貼ってないスペースが狭くなったので、そろそろ荷物をフローリングの上に移動します。 フローリングの上は土足厳禁！汚れないように養生して作業しましょう。

最後から2列目は、あて木とげんのうが入る隙間もないので、壁を保護しなが らこんな感じではめ込んでいきます。

最後の1列を綺麗にはめるのがとっても難しい！ 長手方向のカットも難しかったのでギブアップしてハンディハウスに助け を求めました。。。プロってすごい！ハマったときは感動ものです！！

作業的には端っこ以外はさほど難しくなく楽しかったのですが、サポートと友達 に手伝ってもらっても結構時間がかかりました。最後はへとへと。 でも大変だったからこそ、引っ越しの前から思い出ができ、愛着が沸きました。