『リノベーションスクール』と言うイベントに参加し、受講生に混じりDIY体験をさせてもらいました!
使った商品は『5mm厚の足場板』。薄いので床・壁・天井・家具などに貼付ける事ができ、古材の雰囲気を空間に取り入れる事が出来ました。
施工前は悲惨な状況!
こちらが施工前の様子。黒ずんだ壁紙を剥がしたらお世辞にも綺麗とは言えないベニヤの壁が姿を現しました。
本当に大丈夫なのか…?
そんな不安を抱きつつ、ここから足場板を使って素敵空間に変えて行きます!
地味な作業ですが基準線を壁に描きます
板をそのまま床面から貼っていこうとするとどうしても曲がったりずれたりしてしまうので、その前に目印になるよう基準線を壁に描きました。
これがかなり地味な作業で正直あまり楽しくはないのですが…、ここさえしっかりできていれば後々とても楽に貼る事ができます!
コンベックスではかり、印を付け、その印をつなげて定規で水平線を描きます。
水平器で念のため計ってみましたがばっちり水平に線が引けていました!
紹介している商品
お次は足場板を勢い良くカット!
職人さんが使うような電動のスライド丸ノコの登場です!
ご自宅で持っている方はなかなかいないと思いますが…今回はイベント中と言うこともあり、使わせてもらいました。
初めて使うこともあり最初は恐怖を感じましたが、使ってみると一瞬で綺麗にカット出来るので本当に便利でした!
ご自宅でやる場合は、ノコギリでも薄いのでカットすることは出来ます。
切る前には切り口が斜めにならないよう差し金を使い下線を描き、垂直であることを確認しながら1枚1枚切って下さいね。
ちなみに…頑張れば厚手用のカッターでも代用可能です!
ボンドを使って接着します
両面テープは瞬間的に固定できるので、ボンドが硬化するまでのつなぎとして併用しました。
板の上下に両面テープを貼り、ボンドは写真のようにざっくり塗りでOK。
ただ注意としては、板には表面と裏面があるのでザラザラしている裏面を確認してテープとボンドを付けるようにして下さい。
今回のDIY中に実は表面に貼ってしまったのですが、裏表が混合すると塗装の段階で若干の違いが生じてしまうようです…皆さんはお間違えないように。
ちなみに、ボンドは床職人という床用のボンドがおすすめです!普通の木工ボンドだと水分が多く含まれているため、反りの原因になる可能性があります。ご注意ください。
目線の高さから貼付け開始
一番目に入る目線の高さから貼り初め、横一列を貼り終えたらその一列を頼りに上下を貼っていきます。
貼付けるときは少しの間両手で押し付け、取れる事がないように。
今回は長さをバラバラにしてランダムに貼っていきます!
貼り方を変えると雰囲気は変わりますよ。
各列の最後の1枚は端のラインを揃えなくては見栄えが悪くなるので重要ですが、これをぴったりあわせるのが難しい!
今回は貼ってから数mmのズレに気づいてしまったので、端はより丁寧にカットすることをおすすめします。
足場板をしっかり固定
貼付けた後少し木が反っていて、浮いてしまった部分があるな…なんて思っていたら、たまたま近くに落ちていたフィニッシュネイラーを発見!(イベント中なので工具がたくさんありました。)
フィニッシュネイラーとは釘を打ち込む機械なのですが、打ち込む音がカッコいいのでついついテンションが上がってしまいました。
普通のご家庭にはこちらも無いと思いますが、隠し釘と言う細い釘を使う事で代用できます。
最後まで綺麗に貼ります!
思ったより臭いBRIWAXを使って塗装!
なんとかすべての板が張り上がったので、仕上げのBRIWAXを塗りました。
写真では伝わらない事が残念ですが、とっても臭い!
匂いは勿論乾けばすぐになくなりますが、塗っている間の換気は必須です…。
また、足場板は色をよく吸うことが分かり、塗っていく間に乾こうとするので、まだらな色にならないよう手早く塗る必要がありました。
観葉植物との相性ばっちりな壁に大変貌!
完成して見ると施工前の姿が思い出せないぐらい明るく、木の暖かみを感じる空間になりました。
思ったよりBRIWAXの色が濃くなりましたが結果オーライ! 見違えた姿に大満足です!