LED電球の新しい選択肢
光源が直接見えるとまぶしい寝室や、光源と目線との距離が近いダイニングテーブルの照明などに、クリアじゃない電球をお探しの方に。
toolboxでもやっと、ガラス部分が白いシリカ電球のLED版ともいえる『フロストLED電球』がラインナップに加わりました。
LED電球の多くは、電球の根元にヒートシンクと呼ばれる白いカバーが付いており、その見た目が気になる方も多いと思いますが、こちらの「フロストLED電球」はその白いカバー部分がなく、見た目は白熱電球と区別がつかないレベル。
クリアタイプのLED電球では、「ビンテージLED電球」のようにヒートシンクの付いていないものも増えていますが、ガラス部分が白いタイプのLED電球ではまだあまり見かけません。特に浅型のシェードやソケットと組み合わせる場合は、電球が露出するので電球自体の見た目も大事なポイントです。
口金の部分には真鍮を採用。ソケットに付けたら見えなくなってしまう部分ですが、細かい気遣いが効いてます。
調光器対応なのも嬉しいポイントです。
まぶしい場所におすすめです
「フロストLED電球」は、ガラスがクリアなタイプに比べ、光源が目に入ってまぶしくないというのが最大の売り。
寝室で寝た状態から見上げた時に目に入る天井付けの照明や、ダイニングテーブルを照らす低めに吊るしたペンダント照明、洗面台の鏡まわりやキッチンの直付け照明など、照明と人との距離が近くなるケースでは、クリア電球にすると光源が目に入ってチカチカまぶしいので、「フロストLED電球」がおすすめです。
明かりの灯り方は「アイス」と「スノー」があります。(「スノー」は、 口金サイズ E26 のみの展開。)
「アイス」は、半透明で内部の黄色い光源が卵の黄身のようにうっすら見え、点灯時には中心部分から外側にかけて綺麗なグラデーションのかかった灯りを演出しノスタルジックな雰囲気に。
「スノー」は、ガラス内面にシリカ電球と同じ加工を施してあり内部が透けて見えません。点灯時は、シリカ電球と同じように光が優しく拡散します。
全5形状、雰囲気違いの2つの色味があります
形状は、一般的な口金のサイズであるE26に対応したものが3種類。最もよくある形のφ60mmと、toolboxの照明とも相性が良いφ50mmとφ70mm。
小さめの口金E17には、φ50mmとφ35mmの2種類をご用意しました。
色味(色温度)は、温かみのあるノーマルな電球色の2700Kと、夕日のようなオレンジ色が強く、レトロ感のある2200Kの2種類の展開。2200Kの暖系電球色は2700Kの電球色に比べて、飲食店など雰囲気重視な空間に向いています。特に真鍮のシェードとは好相性。
明るさは、電球のサイズや色温度によって異なりますが、25W~55W相当。
あまり明るさを求めない寝室のような空間でしたら、口金E26の40W相当のタイプを天井に一灯使いするのもいいかもしれません。口金E17の方は明るさが全て30W相当以下なので、ダイニングテーブルを照らす小ぶりのペンダントや、キッチンの壁付けの手元灯に複数灯使いして使うのがおすすめです。
「アイス」は、点灯時の電球そのものに雰囲気があるので、電球がむき出しになるレセップや浅型のシェード、ソケットタイプのペンダントライトなどと組み合わせてその雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょう。
一般的なシリカ電球と同じような見た目のLED電球をお求めの場合は、E26の「スノー」をお選びください。
LED電球は長く使えるものなので、消耗品でなく灯具の一部としてこだわっていただきたい部分。見た目のバランスと使う場所の機能性に合わせ、心地よい照明環境を整えてください。