ひとクセありの選択肢
以前に比べて格段に選びやすくなったLED電球。 白熱球ライクなものも多く、雰囲気重視の空間に採用される機会も増えました。
しかし! まだまだ奥が深いのが電球の世界。
今回ご紹介する『ミラーLED電球』は、 ガラスグローブの半分がミラー加工されていて、 光を反射させることで空間を照らすことができる電球です。
光源が直接目に入りにくく、電球単体で間接照明として雰囲気のある演出ができるため、店舗はもちろん、住空間でも、さまざまなシーンに応えてくれます。
目線高さのブラケット照明や、 雰囲気を重視したいシェードランプなど、シーンに合わせて演出できます。
本来は機能としてのミラー加工ですが、 その見た目のキャラクターも楽しめる、ひとクセあるけどなかなか使える電球です。
おすすめは灯具とのマリアージュ
電球自体に存在感があるので、ソケットにそのまま取り付けてみるのもいいのですが、照明器具とのベストな組み合わせを見つけ出すのも楽しそう。
たとえば、『船舶シェードランプ』との組み合わせ。 シェードの色をゴールドとシルバーから選べるので、「φ60」タイプのミラーの色を合わせて、部屋を照らす明かりに。シェードの内側の金属面に光が反射し、部屋を柔らかく照らします。
『廃材シェードランプ』と組み合わせて、ラフな質感と艶のあるミラーのコントラストをつけるのも良し。
『ライティングレールプラグ』E26ソケットプラグや『ソケットランプ』などのシンプルな照明器具と組み合わせて複数並べて使うと、 全体で1つの造作照明に見えて存在感抜群。こちらは「φ95」タイプがおすすめです。
組み合わせ次第で雰囲気がガラリと変わるので、お手持ちの照明器具のイメージチェンジを楽しむこともできます。
眩しくない、金・銀・銅
ミラー部分はゴールドとシルバー、そしてコッパーの3色を揃えました。どのカラーもモダンな空間はもちろん、躯体現しやラフな素材とも相性が良いので、インテリアの雰囲気やシェードの色とのコーディネイトを楽しんでください。
フォルムはいわゆる一般電球の形をした「φ60」と、大きめのボール球「φ95」の2種類。照明器具に付けたときのサイズ感が違いますので、バランスをイメージしてお選びください。
光色(光の色味)は「2600K電球色」と、ピンクがかった夕焼けのように、バーなどのムーディーな空間が似合う「2200K電球色」の2色をご用意しました。
白い壁や天井といった明るめの空間には「2600K電球色」、 壁のトーンが濃い目の色や雰囲気重視の空間には「2200K電球色」がおすすめです。
キャラと機能が両立した「ミラーLED電球」。 もはや電球というよりも照明の一部として、内装デザインに取り入れてみてはいかがでしょうか。