リノベーションにはサイズオーダー必須です
間取りも内装もゼロからつくり変える場合はもちろん、床や壁の仕上げを変えるレベルの小規模改装でドアも変えたいという場面に。ミリ単位からサイズオーダーができる木製フラッシュドアの登場です。
フラッシュドアとは、ハシゴ状の骨組みの両面に面材を貼り付けたドアのこと。中空構造のため軽量な点とフラットな表面が特徴で、住宅内装用ドアとして多く使われています。
一般的に、これまで販売されているドアは、既成サイズのものが多く、木製の素材感のあるドアをサイズオーダーをしたい場合は、建具職人さんにお願いしない限り実現しませんでした。
また、既製品のドアのほとんどが、ドア枠とドア本体がセットで販売されています。同じ場所でドアだけ変えたいと思っても、そのドア枠が接する壁や天井を作り直す、割と大掛かりな工事になってしまうのです。
その点、こちらの木製フラッシュドアは、ドア枠なしでドア本体だけの販売。ドアの高さ、幅はもちろん、厚みもサイズオーダーすることができるので、元々あるドアのスペースを生かして「ドアだけ交換」することが可能です。(既成サイズで枠、扉、金物がセットになっているものをお求めの場合は『木製ユニットドア』をご検討ください。)
家の中の各所にあるドアのテイストを統一したいという希望も叶えやすくするために、サイズオーダー品ながら工場生産でお求めやすい価格を実現しました。リノベーション時はもちろん、新築時にもぜひお使いいただきたいドアです。
ニュートラルな木目、3種類をご用意しました
表面仕上げは、ラワン、シナ、MDFの3種類。
樹脂特有のツルっとした質感を持つ木目調のシートやポリ合板で仕上げられたドアと違い、使い込むほど味わいを増すナチュラルな素材感を楽しめます。
古家具など、味わいのあるインテリアテイストがお好きな方には特に相性よし。無塗装品なので、空間や好みに合わせてお好みの色に塗装することができます。
ラワンは色味の個体差があるものの、染色性が良い素材なので着色がオススメな素材。特に茶系で着色するとクラフト感を演出できます。
白っぽく明るい色味をしているシナは、造作家具に使用される事も多い素材。もちろん着色もできますが、クリアオイルでそのままの表情を楽しむのがおすすめ。
ドアの仕上材としては珍しいMDFは、収納ボックスなどで使われることが多く、素朴な温かみが個人的に一番気に入っている素材。水を吸いやすいので、水性の艶消しウレタン塗装がおすすめ。ペンキ仕上げすると、マットな質感に仕上がります。
カスタムしてお使いください
こちらのドアは、金具無し、無塗装状態でお届けします。
お好きな色への着色はもちろん、お好みのドアノブを取り付けることで更にオリジナリティが上がります。
ドア(開き戸)を主たる用途に想定していますが、建具構造を工夫したため、現場加工することで引戸としての使用も可能。室内のあらゆる建具の交換が可能になります。
また、ステンレス製でシンプルなデザインのドアノブとレバーハンドルをオプションでご用意しました。ドアへの穴加工は可能ですが、金物の組み込みやドアの設置はプロの方による工事が必要となります。ドアの採寸や取付は高い技術レベルを要するので、オーダーするサイズの確認や取り付けは基本的にはプロの方にお願いしてください。
家の中を見渡してみるとドアの数は意外と多いことに気づくはず。視界に占める面積が大きいため、ドアの質感や色によって空間の雰囲気は大きく変わってきます。この機会にぜひ、自分好みのインテリアに似合うドアを取り入れてみてください。