白塗装に真鍮ネジというシンプルな1本。

水回りはやっぱり「白」がいい

洗面所やトイレなどの水回りは白でまとめたい! っていう方、多いのではないでしょうか。白って清潔感があって、とても気持ち良いですよね。

でも、ただ白いだけじゃちょっと味気がない……。かといってデコラティブな形のものは主張が強すぎて嫌。といった方におすすめしたいのが、こちらの『ホワイトスチールバー』です。

シンプルなただの白いタオル掛けに見えるかもしれませんが、侮ってはいけません。細部を見れば見るほど、随所につくり手のこだわりが詰まったスチールバーなのです。

アメリカン・インダストリアル

スチールを白く塗装した本体と、真鍮ネジの組み合わせが、アメリカの昔の工業製品を彷彿とさせるこちらのホワイトスチールバー。

キャップなどは付けず、スチールパイプの構造美をそのまま見せたバー端部。無垢のスチールから削り出してつくられた、円錐台型の台座。バーに支柱を差し込んで留める接合部のデザインなど、インダストリアルなディテールに力強さを感じます。

支柱がバーに差し込まれた接合部。ディテールに力強さを感じます。

そして、バーの端にキラリと光る真鍮のマイナスネジ。

今ではネジといえばプラスネジが一般的ですが、1940年代頃までは、身近なもので手軽に締めることができるマイナスネジが世界の工業製品の主流でした。僕なんかは、手に入れたアンティークのパーツにマイナスネジが使われていたりすると、その古さと希少価値を感じて気分が上がります。

このスチールバーが持つヴィンテージな雰囲気は、マイナスネジが持つそうした歴史によるものなのかもしれません。真鍮が古美色に経年変化していったら、その趣に一層拍車がかかりそうです。

タオルの脇から真鍮のネジがキラリ。

ずっしりぽってりしっかり

写真ではなかなか伝えられないのですが、手に持つと結構ずっしりしています。その、本物の素材ならではの重みが、壁に取り付けたときの確かな存在感につながっています。

このスチールの白塗装もポイント。一般的に、金属に塗装を施すときは焼付塗装という技法が用いられるのですが、このホワイトスチールバーは「粉体塗装」という、塗膜が堅く分厚い特殊な技法で塗装されています。

ぽってりと丸みを帯びたバーのエッジが、塗装の厚さを物語っています。

日々使うパーツだからこそ、質感にはこだわりたいですよね。しっかり丁寧につくられた本物感のあるプロダクトは、洗練された水回り空間を演出してくれるはずです。

キッチンツールを掛けたりしてもGOOD。

選べる3つの長さ+フォーク型

ラインナップは、700mm、400mm、250mmの3つの長さと、一風変わったフォーク型の計4つ。

700mmのバーは、バスタオルやフェイスタオルの2枚掛けに。400mmは一般的なフェイスタオルがぴったりおさまるサイズ、250mmのショートタイプは布巾などの小さな布もの以外に、フックを使ってツールを吊しても。複数使いもおすすめです。

3種類のサイズ展開。上から250、400、700mm。

ちょっとめずらしいフォーク型。

フォーク型はタオル2枚をかけることもできますが、1枚のタオルを2本のバーにまたがってかければ乾きやすくなります。また、ツールを掛けたり、キッチンペーパーホルダーに使う、なんて手も。自由な発想で使いこなしてください。

ただし、塗膜が分厚い塗装ではありますが、硬いもので引っかいたりすると塗装が剥がれる恐れがあるので、その点はご留意くださいね。

 

ホワイトスチールバーの全2商品

担当:椎野

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