工事現場で大活躍
1950年、東京下町のちいさな町工場で「電球ガード」が生まれました。
当時、工事現場を照らす灯りは裸電球のままで使用するのが一般的。そのため資材運搬など作業中の破損が多く、怪我や事故に及ぶケースも少なくなかったと言います。
そんな時代に「なんとか現場の事故を減らしたい!」という想いから生まれたのが電球ガード。今では工事現場で当たり前のように見かけるアイテムとなっています。
個性的なワイヤーシェード
その昔ながらの電球ガードを、室内用のペンダント照明に使用したのがこの商品。現場用との大きな違いは、コンセントタイプではなく、引っ掛けシーリングタイプになっていること。
室内でガードが必要かと言われれば、電球が割れる心配なんてほとんど無いのですが、電球を囲むワイヤーの骨組み感が、室内照明としてはちょっと珍しく、インダストリー好きの心をそそります。
小ぶりでシンプルながら、なかなかの存在感です。ガレージや倉庫っぽい空間はもちろん、古材やビンテージにも良く似合います。
工事現場とひと味違う
ソケットコードに電球ガードを付けただけ。はい、その通り。ですが、ただ単に天井から吊れるようにしただけでは無く、お部屋で魅力的に見えるように、ひと工夫しています。
特徴的なのはカラーの組み合わせ。ガードの色とコードの色が違う3種類です。
もう一工夫は、黒い陶器のソケットにねじりコードを使用し、現場用のチープさを無くしています。それ以上の余計な装飾はしないで、あくまで電球ガードがメインのデザインになっています。
形をかえても
電球ガードに馴染みの無い方は、どうやって電球交換するの?と思ってしまうかもしれませんね。でもご安心あれ。電球を交換しやすいよう、下部分が開く作りになっています。
開いたまま使っても、また違う表情が楽しめます。好きな角度でお楽しみください。
また、付属電球は『白熱ボール電球』ですが、一般的な電球ももちろん使えます。