人気本棚の鉄板部分だけ
toolboxで以前販売していた『古材本棚』で人気だった、ざっくりとした鉄の板……お客様からお声もあり、ついに単体での販売も可能になりました。棚板は自分で用意したい!という方におすすめ。
ちなみにこの商品名の「方立」。なんて読むか分かりますか?
「ほうだて」または「ほたて」と読みます。後者の読み方は建築(家具)の業界用語。語源はこの仕切り板が、船の帆が立っている姿と似ているから、という説もあるそうです。なるほど。
薄いけど、薄いから
この薄い方立、厚さは約3mm。厚さ1.5mmの鉄板2枚を溶接しているから、薄くても強度は十分。よっぽどのことがない限り、曲がってしまうことはありません。
そして、この薄さだからこそ、棚板を本で埋め尽くせちゃう、余すところなく!背表紙が一列にずら〜っと隙間なく並んだ光景、本好きにはたまらないのでは?ちなみに文庫本サイズ〜A5判ハードカバーぐらいまでならH240サイズ、雑誌や写真集等で多いB5判〜A4判ならH340サイズが◎
と、本を並べる前提で紹介していますが、並べるモノは十人十色で本だけじゃないですよね。何でも好きなようにディスプレイしちゃってください。そう、ディスプレイ。自分の愛して止まないコレクションを見せつける棚にしちゃってください。
こちら、塗装品です
そんな愛して止まないコレクションたちに錆びが付着してしまわないよう、もとい、鉄板が錆びてしまわないよう、塗装しちゃいました。
toolboxを見てくれている方のなかには、鉄の経年変化による錆びが好き!という方もきっと多いはず。けれども、大事にしているモノにも錆びが付いてしまったら…… と考えてみると、やっぱり嫌ですよね。
なので、ちょっとした優しさを込めました。
位置調節はお好みで
飾りたいモノ、収納したいモノの大きさや量に合わせて、方立の位置を調節しつつお取付けください。方立の取付ピッチは特に規定寸法があるわけではありませんが、ピッチを広くしすぎるとその分強度は落ちます(代わりに棚板を厚いものとする、等の対応が必要です)。さらに横揺れしたり、棚板がたわんだりもするので、取付けピッチは1mを超えない程度で、棚板の厚さは25mm以上がおすすめです。
棚を本で埋め尽くすようなディスプレイをしたい時は、300mmぐらいのピッチで方立をたくさん取付けて、棚板の厚さも30〜36mmのものを使用し、重量物にも耐えられるようにしておきましょう。
取付けの際は、方立を棚板にビスで打ち付けていく作り方になるので、インパクトドライバーをご用意ください。3段を超えると転倒してしまう可能性も出てくるので、市販のL字金物等で壁に固定することをお忘れなく。