こんな灯りの下で食卓を囲むの、いいですよね。

漁船用のソケットが生まれ変わりました

toolboxの定番商品、『船舶照明』の製造元が開発した屋内用ペンダントランプです。「船舶照明」と同様、船の作業灯として過酷な海上の環境に耐えながら使用されている器具をベースにアレンジを加えています。

このペンダントランプに使われているのは、実は「鯖ブラケット」という漁船の集魚灯用の青銅鋳物ソケットなんです。ソケットの上部にネジが切ってあるのが特徴で、パイプ等に電線を通して直接固定できる器具になります。ソケット上部がむき出しだと洗練に欠けるので、木製のパーツを飾りを兼ねて付け、覆っています。

集魚灯用ソケット上部の無骨さを、そっと木製のパーツが隠し、洗練と温かみを添える。

当然ながら、船舶照明シリーズの直付け照明と組み合わせると、相性ばっちり。

船舶シェードランプは引っ掛けシーリングタイプで電気工事が不要ですから、単独でちょっとした模様替えに取り入れるのにも適しています。

付属品のコード調整器でお好みの長さにアレンジください。

2色から選べる真鍮シェード。成形にもこだわりが

真鍮製のシェードはゴールドとシルバーの2色展開。前者はクリア塗装仕上げ、後者はシャープなイメージのクロームメッキ。合わせる空間やお好みでお選びください。どちらも無塗装品とは異なり、急激な色合いの変化はありません。

シェードの成形には、「へら絞り」と呼ばれる金属加工法が用いられています。どういう技法かというと、金属を円盤状に加工したものを、絞旋盤と呼ばれる機械の軸に固定し、金型と共に回転させ、ヘラと呼ばれる棒状の専用工具で絞って成形していきます。

真鍮シェードは2色展開。へら絞り加工で成形した柔らかな曲線。

へらに伝わる感触で素材の変形状態を確認し、力を加減しながら加工する必要があることから機械化は難しく、専ら熟練工の手仕事に頼っています。このシェードの持つ柔らかにふくらんだシルエットは、量産性の高いプレス加工では決して出せないのだそうです。

回転する金属にへらを押し当てて絞るため、年輪のような独特の加工痕(絞り痕)が線状に残っているのも特徴です。

仰ぎ見るとこんな具合。年輪のような独特の加工痕がうっすらと。

落ち着きと温かみ

真鍮のシェードに黒い太めのコード、そしてなだらかな曲線を描く木製のパーツ。全体的に重厚感があり、柔らかで落ち着いた印象の照明です。

シェード径が26cmと、大きすぎず小さすぎず程よいサイズ感。

ダイニングやリビングを雰囲気よく演出したり、階段を灯すのにぴったりです。

オフィスにも。シェード径26cmだから、丁度いいサイズ感。

(担当:noguchi)

船舶シェードランプの全2商品

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