手の込んだコードが主役
手編みのニットで包みこんだ、ロープのようなコードが主役のペンダントランプです。ベースとなる太紐とアクセントになる細紐、2本の紐を丹念に編み込んでいます。
そのため、月に編めるのは30本が限度。そんなゆっくりなペースで作られている照明です。
手仕事だから、個体差が少々ありますが、それもご愛嬌。
あの身近な紐が……。
個性的なロープですが、実は、使っている素材は、とても身近な紐なんです。太い方はきんちゃく袋によく使われる組紐で、細い方はキーホルダーによく使われる組紐。
そんな、そんじょそこらにある凡庸な素材同士が、こんなに魅力的なものになるなんて……というのは、うれしい驚きでした。
むすぶ、が大前提
コードの長さは、約1.3m。そのままダラリと吊るすと、ヘビみたいで全く素敵ではありません。コードを結んでお好みの長さに調節し、自分なりのアレンジを楽しんでいただきたい、そんな照明なのです。
ただ普通に「止め結び」にして、結び目を2つ3つ作るのが、いちばん簡単。オススメの結び方は、「ワッカ通し結び」「フューラー結び」「チェーン結び」。それぞれ実演しておりますのでリンク先の動画をご覧ください。
ロープの結び方は、ネット検索するとボーイスカウトや登山用にいろいろと紹介されているので、そういったものを調べてトライしても良いかと思います。
ニットブランドが手がけました
開発したのは、“編む”ことにこだわるアパレルブランド。「ニットの温かさをもっと日常に」そんな想いからはじまったプロダクトです。
可愛すぎずユニセックスなかんじが良い!というtoolboxの意見も取り入れてもらい、ああでもない、こうでもない。と、いろいろ組み合わせて今のバリエーションに仕上がりました。
電球はお好みで
電球は付属していないので、お好みのものをご用意ください。
コードが太いので、個人的には大ぶりのボール球が合うかと思います。複数灯の場合は、わざと異なる電球をつけるのも良いかと。
箱までこだわりました
コンパクトで可愛い箱は、コードと同じ2本の組紐の飾りつき。贈り物で受け取っても嬉しいですね。さすが小物も手がける会社、箱まで手抜かりありません。
(担当:noguchi)