意外に多い「塗れない」素材
DIYで最も身近な作業といったら塗装。簡単に空間の雰囲気が変えられるので、慣れてくるといろいろと塗ってみたくなったりします。
でも、内装で使われている素材には意外と塗装できないものが多いんです。特に表面がつるつるした素材には要注意。壁に合わせてドアも塗ろうとしたけれど、塗れなくて困った、なんてこともよくあります。
正確には塗れることは塗れるんだけど、塗料が素材に密着できずにすぐに剥がれてしまうので性能的に問題があるということ。例えば、タイルや石、樹脂製パネルやプリント合板でできた扉、サッシや金属などの素材は、基本的に一般的な塗料をそのまま塗ることができません。
そんなときに必要なのが、この『密着プライマー』。その名の通り、塗料と素材との密着性を高めてくれる下地処理剤です。
対象物に「密着プライマー」をまず塗り、その上に通常のペンキなどを上塗りすることで、剥がれにくい仕上げにしてくれます。
その名もミッチャクロン
この「密着プライマー」、その名もミッチャクロン。分かりやすい!
金属から樹脂まで、20種類以上の素材に対応しているとても高性能な密着プライマーです。
この密着性能の秘密は、塗料粒子の細かさによるもの。ナノレベルの細かい粒子が、素材表面の隙間に入り込むことにより高い密着性能を得ることができるんです。
容量もスプレー缶から3.7Lまで3タイプ。ちょっとしたところから壁一面くらいの面積まで、用途に応じてお選びできます。
例えばこんなところに
住宅でこのミッチャクロンが活躍しそうな場所はいろいろあります。
例えば樹脂パネルなどが面材となったドアや扉、古いタイルや石の壁、アルミサッシや金物、それにキャビネットや冷蔵庫などの家具・家電にも。ちょっと古くさい模様や色が気になっていたあの場所もこれを使えば新たな仕上げをすることができちゃうんです。
その他、通常の壁塗装においても、ビニールクロスの上から塗装をしたい場合などにはおすすめです。
塗れないからとあきらめず、是非使ってみてください。DIYの幅が広がるはずです。
(担当:大橋)