本場メキシコでは階段にもタイルが使われています。(105角 単色柄 R3117)

長い歴史から辿り着いた

暑い国から来た、素朴で灼熱なタイルをご紹介します。

「メキシコタイル」聞き慣れないかもしれませんが、もともとはイスラムの世界で多用されていたタイル。それがアラブ系民族に支配されていた時代のスペインに伝えられ、その後メキシコに渡ってつくられるようになったものです。

遥か昔、様々な要素がミックスしてメキシコで形になったことが、図柄や色彩に表れていて、鮮やかさの中に調和を感じます。

このタイルを眺めているだけでなんだかわくわくしてきませんか?元気が出たり、インスピレーションが湧いたり、きちっとかちっとしてなくてもいいや!という、大胆な気分にさせてくれます。

私達の日々の暮らしの中ではなかなか見慣れないモチーフや色使いですが、やはり太陽の光や土など風土の違う国が生み出したものに、底から湧き上がるオリジナリティと自由度を感じるのです。

不揃いな形と賑やかな配色

このタイル、成形も絵付けも全て手作業で行われています。

手塗りの絵柄にはムラや滲みがあり、全く同じ図柄はひとつとしてありません。

同じ柄でも柄の大きさや位置が少し違っていたり。手塗りならではの味が滲み出ています。(左から、105角 多色柄 R8020、R8024、R8011Y)

タイルの厚さや大きさも不揃いで、ものによっては若干湾曲しているものも。

タイル自体にばらつきがあるため、貼ったときも、表面にデコボコ感があったり、目地の幅も細い太いがあって不揃いな感じになります。

日本人はなかなか真似できないですが、メキシコというラテン系ならではの大胆さなのかもしれません。そのおおらかな佇まいがとても愛くるしいのです。

湾曲していたり、ペイントがはみ出ていたり。ハンドメイドらしく「素朴な」という形容詞がぴったりです。

熱さと可愛らしさ

このメキシコの熱いエネルギーと素朴な可愛らしさを、キッチンや洗面、階段などのアクセントにいかがでしょうか?

柄を取り入れると、にぎやかな面が出て家の中も楽しくなります。テーブルやカウンターの天板や、家具に取り入れたりと、用途は自由です。

同じ柄を並べて貼って、単体で見た時と印象が変わる柄タイルならではの面白さを楽しんでみたり。

柄タイルを使った事例を集めて、どのように使うかタイルを並べながら妄想。(105角 多色柄 R8025)

あえて数種類の柄をごちゃ混ぜにしたり、2種類のサイズを混ぜ合わせて貼ってみても面白いと思います。

壁一面にランダムに貼り付けて。手作業で絵付けしたタイルが、アンティーク家具や建具の味を引き立てています。(※ラインナップしていない柄も含まれています)

ひとつひとつの不揃いさをあえて活かし、手作り感を強調して貼り付けるのも楽しそうです。少し歪んでいたり、ぴったりと隣り合わない感じもまたご愛嬌。むしろDIYにも向いているかもしれません。

どうやってもピシッとはいかないので、細かいことは気にせず、のびのびと貼り付けていきましょう。

こういうラテンの国ならではの、一見一筋縄でいかないような魅力的なものとうまく付き合って行くこともひとつの楽しみになるのでは?

どこに使おうかな?と考えるだけでも楽しい気分になってくるこのタイルを、お部屋のポイントにいれれば、気分はもうメキシカン!

(担当:sasaki)

メキシコタイルの全3商品

WL-TL004-01-G075
¥450/枚
WL-TL004-03-G075
¥450/枚
WL-TL004-05-G075
¥250/枚
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