ミニマルペーパーホルダー

驚きました。

トイレットペーパーを補充するのにこれまでの快感を覚えたことはいまだかつてありません。と言うより、そもそもペーパーの補充にそんな楽しみがあったとは思いもしませんでした。

こちらのペーパーホルダー、一見フラットバーで構成しただけの非常にシンプルな構造です。が、しかしバーとバーの噛み合う欠き込み部分の精度は意外にも高く、カシャッと噛み合った時の感触はやみつきになります。無駄に何度も噛み合わせてしまう衝動にかられます。

今まで何度も味わってきたあの億劫なトイレットペーパーを替える作業。ほんの少しの手間なだけなのになぜか面倒。誰かがほんの一巻き分だけ残したトイレットペーパーを見て何度ため息をついたでしょう。それが一転、まさかの楽しみに変わったのです。

精度の求められる噛み合わせの部分ですが、こちらの商品はもちろん手づくりです。手づくりの面影を残しながらも機械的な印象を与えるのは、やはり噛み合わせ時の「装着感」とも呼ぶべき達成感です。

バーにトイレットペーパーを通し、ブラケットにカシャッと装着して完成！　完成までわずか2工程とは言え、この組み立てるかのような工程に機械的な感覚を覚えるのです。

トイレ回りの「アクセサリー」部材として分類されることが多いですが、こちらのペーパーホルダーはぜひとも「装備」として分類していただきたい。

工業系大好き人間には勿論のこと、店舗のトイレなどでもさり気なく人目を引く存在になりそうです。

シングル・ダブル・ロングバータイプの合計3種類での展開。ロングバータイプをお選びいただくと、タオル掛けにもなり1台2役の働きをします。もちろん補充用のトイレットペーパー受けとしてもご利用いただけます。