毎日手が触れる場所で、ゆっくりとなじんでいく。(とって六角棒コの字)(写真提供:TENHACHI ARCHITECT & INTERIORDESIGN)

毎日触れるものだから

お金をかけても、手に入らないもの。時を経なければ、得られないものの尊さがここにあります。

奇をてらわず、時代に左右されず、記号にもなりそうな基本の形。

無垢の真鍮でつくられた普遍的なかたちの金物たち。

どこかで見たような、でもどこにもない、そんなシンプルな形のとって・つまみ・てぬぐいかけです。

白いタイルと合わさって上品な印象に。(てぬぐいかけ表打ち)

素材となる真鍮の特徴は見た目の美しさです。仕上げにはクリアワックスを塗っていますが、素地と変わらない見た目です。

アルミやステンレスとは違って、経年変化によってだんだんと独特の深い風合いになっていきます。古さは美しい風合いとして現れるのです。見た目の美しさと、手にとった時のしっかりとした重みが真鍮の魅力といえます。

毎日の生活の中で、必ず手に触れ、視界に入る部分だからこそ、こだわりたい。買ったその時が一番美しいのではなく、住まいと住み手といっしょに歳を重ねて、場と人になじんでゆく。深まる味わいを愉しめる金物です。

『とって浮六角』にはミステリアスな魅力が。

手づくりのよさ

この金物たちをつくっているのは、建築金物・家具金物を手がける作家さん。

作家さんの手によって、ひとつひとつ仕上げられています。じっくり見てみると、ひとつひとつにわずかな違いがあって、手作業の跡が感じられます。人の手によってつくられたあたたかみ、量産品にはない趣がそこにはあります。

工房。ここで作られています。

タオル掛けとして。小さなパーツながら存在感のある佇まい。(てぬぐいかけ表打ち)

取付方法

取付方法は、穴位置をマーキングしてからドリルなどで面に対して垂直に穴をあけ、形状に合わせてプラスドライバーでビスを締めるだけです。

木の扉やモルタル、タイルの壁など、様々な素材との組み合わせをお楽しみください。

キッチンの扉は既存のまま、つまみだけ交換した事例。(つまみ六角柱)

真鍮金物の全9商品

取っ手・つまみに関連する商品コラム

T番把手
T番把手
¥400~
寛容だからついつい慣用
戦後間もなく創業した老舗の金物メーカーがつくるザ・把手とつまみです。toolboxの定番品として、4種のデザインと、それぞれにサイズ違いを揃えました。
ポタリーつまみ
ポタリーつまみ
¥1,600
扉にチャームポイント
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把手の金物
把手の金物
¥1,600~
とってさわって
余計なものを全て削ぎ落とした、これ以上ないぐらいのシンプルな形状の把手。φ6とφ9の2種類の太さがあり、φ9は長さのオーダーが可能。引き出しや建具を引き立てます。
アルミの把手
アルミの把手
¥1,760〜
くるっと添えて
アルミの板をくるっと曲げた把手の金物。ボリュームがあるようで軽やか、あっさりした面材につければ、直線的な中にそっと柔らかな光をたたえてくれる存在に。