洗濯スペースにあると便利なユーティリティーバー
洗濯機から取り出した服をその場でハンガーにかけてカタチを整えたり、スチームアイロンを掛けたり。お風呂から出た後のバスタオルをとりあえず掛けておいたり。
「洗濯」という行為は、やり方も十人十色。どこに干すか、どこまで機械に頼るか含め、色々なスタイルがあると思うんですが、室内に掛けられる場所は、あった方が便利だなと痛感しています。なんで棚はつくるけど、掛ける場所って標準仕様でないんだろうとすら思ってしまうほどに……。
『ランドリーハンガーパイプ』は、しっかり室内物干スペースをつくりたい家にも、洗面と洗濯機置き場が同じ場所にあるような家にも取り入れやすい、干せる長さや形状を考えるのに拡張性のある、天井付けの細身のハンガーパイプです。
拡張できる組立式。L字配置にできるのがポイント
開発担当は、花粉症ゆえ、家づくりの際に室内干しスペースは必須だったスタッフ。
結局出しっぱなしになってしまいがちな折りたたみ式でなく、固定で天井に付いていても嫌じゃない、まわりのインテリアに馴染む見た目。スペースに合わせてレイアウトできる拡張性をどう持たせるかにこだわりました。
鉄パイプは、たわみを考慮しつつ、ほっそりと見える太さに。水平方向のパイプの接合部が平らになっており、この部分を重ねて、L字配置やコの字配置へと、カタチを拡張していくことができます。
しっかり室内物干用のランドリースペースを設けられるお家には水平パイプをL字に配置するのがおすすめです。縦長のスペースに平行にパイプを2本流すと干せる量は2倍ですが、奥に通り抜けしづらくなり手前からモノを取り込むスタイルになります。L字に配置すれば、好きなところにアクセスしやすく、使い勝手がよくなると思います。
空間に合わせてカタチと色を選べます
「吊りパイプ」と「水平パイプ」を組み合わせて、自分が使いやすいカタチに計画できます。
よくお使いいただく、水平パイプが1本の「コの字型」と、水平パイプ2本の「E型コーナー」はセットでご用意しました。「E型コーナー」はまっすぐはもちろん、L字配置が可能。
吊りパイプと水平パイプを追加すれば、好きなカタチに拡張していけます。
天井の取り付け部には、下地が必要ですから、そこの準備もお忘れなく。
本体は、ライトグレーとブラックの2色展開。
開発者のおすすめは、ライトグレー。清潔感のある真っ白は、かえって生活用品感が出過ぎるか?と、選んだ淡いグレーは、鉄パイプが主張しすぎず柔らかい印象に。ずっと固定で吊るされていても嫌じゃない、そんなバランスに仕上がりました。
ブラックは、お客様からのご要望を受けて販売に至りました。物がかかっていない状態でも絵になるブラックは、空間の中で引き立つ存在になると思います。黒の窓枠やパーツを使った空間にもおすすめ。
既存のモノありきで、自分のやり方をあわせるのではなく、自分のスタイルに合わせて、欲しいところに掛けられる場所をつくれる。そんな、家事の裏舞台を支えてくれそうなアイテムです。