築35年のご夫婦とお子様の3人家族のお住まい。
南側に広がる専用庭が特徴的で、この庭からの景色や光を最大限に取り込めるように、窓に面した開放的なLDKを計画し、リノベーションを行いました。
家族みんなで時間を共有できるキッチンとリビングが一体となったLDK。
キッチン奥の壁に、『工業系レセップ』が3連で取り付けられており、裸電球の柔らかな光がまとまりを生み出し、リビングまで広がります。昼間は灯りをつけなくても、その無骨な形が空間のアクセントとなり、部屋のインテリアとしても存在感を放ちます。
また、調理中の手元を隠すために設置された壁は、リビングやダイニングにいる家族の顔を合わせて会話ができるように、そして光を取り込む通り道としての機能も果たせるように、高さを考慮し計画されています。
リビングの仕上げは極力シンプルにまとめ、天井現しにして高さを出し、壁や天井を白く塗装することで広々としたスッキリとした印象に。装飾のある照明ではなくシンプルな電球使いにしたことで、お気に入りの家具が映えています。
視線を手元に落としてみると、キッチンや洗面といった日常的によく使う場所には、お施主さんの好みのアイテムが反映されていました。
キッチンは、お気に入りの食器や道具を見せて収納したいというご要望からフレームキッチンをオーダーメイドで製作。タオルを掛けられるように側面に『亜鉛メッキのマルチバー』を取り付けています。
洗面は、木の天板と棚板を使用したあたたかみのあるスペースです。洗面台の角をR形状のものを採用したり、ミラーも丸型のものを取り入れたり、可愛らしさが現われています。タオル掛けには白壁に合わせて、さらに台座が丸い形の『ホワイトスチールバー』を。
床全体には、無垢フローリングを使うことで柔らかな足触りとともにお気に入りのアンティーク家具が馴染んでいます。
居心地の良い開放感を大事に計画された住まい。アイテム一つ一つにあるポテンシャルを活かして、空間に落とし込まれてるのが参考になる素敵な事例でした。
株式会社ハウジングネットワン
広島を拠点に、土地・物件探しからリノベーション、注文住宅のご提案まで、住宅に関する幅広いサービスを提供しています。
女性スタッフが中心となり、お客様とのコミュニケーションを大切にしながら、”お客様が本当に望んでいること”を引き出し、最適なご提案を行なっています。
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