子供部屋をつくるためDIYしたという、親の愛情を感じる事例写真をいただきました。
ビフォー写真はありませんが、手を加えた部分の多さと、DIYとは思えないレベルの高い施工技術に驚きです!
まず、床は既存のフローリングの上に無垢のフローリングを貼り、できるだけ天井高を確保できるよう天井を撤去し、寝るためのスペースとしてロフトを設けたそうです。
そのロフトがこちら。梁を見せているのがポイントですね。
このロフトの床には『間伐材フローリング』のヒノキを貼っています。
節が入るのが天然の木を感じられて気持ちが良いです。
さらに、壁には『麦わらボード』を使っていただきました。
もともとは正方形だったところを半分にカットし長方形に。
しっかりカット部分にも“面取り”を施すという丁寧なお仕事。
麦わらボードはナチュラルを購入いただいたのですが、柔らかい印象にする為、白塗料を塗ってすぐふき取り、オフホワイト風に仕上げられました。
たしかに、もとと比べてさらに柔らかい雰囲気になっています。
天井部分はすべて板張りした後に、『業務用白塗料』をローラーでざっくりと塗り、ペーパーを当てているそうです。
きれいに塗りすぎないのが逆に雰囲気を作り出しています。
シーリングファンがついているのも、憧れてしまいますね。
この白と白の組み合わせ、最強だと思います。
業務用白塗料は壁にも塗っていただきましたが、16ℓ缶を使って少し余るくらいだったとのこと。
「塗りやすかった」と感想もいただけたのでなによりです。
ちなみに、白いところ以外の木材の塗装は『BRIWAX』のラスティックパインをご使用いただきました。
照明は『工業系レセップ』をお選びいただきました。
ガードを別で用意し、より男前な雰囲気に。
もとがシンプルな器具なので、アイディア次第で自分ならではの雰囲気を作り出せるのも特徴かもしれません。
ロフトの床裏と部屋の入口天井には『ラーチ合板パネル』エイジングを使用していただきました。
「とても加工しやすく扱いやすかったです。」とのこと。
DIYで施工されている方が多い商品なので、改めて扱いやすいと言っていただけると嬉しいです。
ただし、「表面がツルツルしているので、他の無垢材と並べると質感の違いは出てしまうな」とは思われたそうです。
といっても、今回使用した場所は天井だったので、「使用する上では気にならないです」とのことで一安心。ふぅ。
その入口すぐ横のクローゼットには『アイアン塗料』を塗っていただきました。
お客様は「面積が大きいからかもしれませんが、やはり難しかったです。あまりきれいには塗れませんでした。」とおっしゃっていましたが、見たところとてもきれいに塗れてるように見えます。
ですが、業務用白塗料よりドロドロしてはいるので、比べると塗りにくさはあったかもしれませんね。
ちなみに、取っ手は『アイアンドアハンドル』。重厚感があっていい雰囲気です。
窓には『ガーゼカーテン』ギャザータイプをご使用いただきました。
カーテンの質感をとても気に入っていただけ、クッションとあいまって子供部屋にそぐう、癒しのスペースになっています。
最後に、子供部屋以外の二つのお部屋を紹介。
この二つはDIYではなく工務店にお願したそうです。
一つめは『古木タイル』の白かすれもお使いいただいた壁。
前に置かれたギーターとで、絵になる一面になっています。
二つ目は『カラー杉板』ブラック。
この部屋は和室なのですが、ブラックの渋さがかっこいい和室を演出しております。
本当にたくさんの商品を導入いただき、かつご自身でやられたとは……。
“頑張れば理想の空間はつくれる。”ということを改めて感じました。
お写真たくさんありがとうございました。
- 「麦わらボード」、「古木タイル 白かすれ」は販売を終了しました。