今回は、『5mm厚の足場板』を賃貸マンションの床にDIYしていただいた事例を紹介します!
ワンルーム20畳のお部屋。こちらが施工する前。
今回の引っ越しで初めて賃貸マンションに住まわれるそう。
お客様は賃貸に多いペタペタした質感のフローリングが苦手で、
温かみのあるフローリングにしたいと思い、『5mm厚の足場板』を貼ることにしたのだそう。
さて、賃貸マンションでの床貼り。
現状回復義務がある賃貸物件の場合、既存の床を傷つけずに施工することが原則です。
そこでお客様がとったのは、既存のフローリングの上に合板の板を敷いて、
その上から『5mm厚の足場板』を貼っていくという方法。
通常、フローリングを貼る際は裏面に接着剤を貼って下地に固定するのですが、
下地として合板を敷いておけば、接着しても心配いらないですね。
それにしてもこちらのお部屋は20畳もあります。完成にはほぼ2日を要したそう。
「死ぬかと思いましたが、大満足。」と、お写真と一緒に達成感を感じさせるお声をいただきました。
以前のフローリングに比べて一枚一枚の板が大きくなったことで、部屋が広々とした印象になりました。
また、ところどころに見える杉の節が、木の温かみを際立たせています。
床はお部屋の中でも面積が広く、肌に触れる部分でもあります。
だからこそ賃貸でも妥協せず、好きな床で過ごしたいですよね。
足場板は杉材ゆえ、柔らかいことが特徴です。
『5mm厚の足場板』は薄いこともあり、時間が経つと反りが出てくることもありますが、
お客様は「それも愛おしい」と、経年変化を含めて気に入ってくださいました。
自分の家に自分で手を加えるって、いいですね。
現状回復ありの賃貸住宅でも好みの床にできるということを教えてくれる、学びのある事例でした!
(オビ)